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セレスタミン配合錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 セレスタミン配合錠
主成分 ベタメタゾン、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩
分類名称 副腎ホルモン剤
剤形 白色の錠剤、直径約8.0mm、厚さ約3.65mm
商品画像
製薬会社 高田製薬株式会社
効能 炎症やアレルギーを抑え、症状を改善します。また、この薬には成分としてステロイドが入っていますので炎症を抑える働きもあります。
通常、蕁麻疹、湿疹などの皮膚疾患、アレルギー性鼻炎の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞隅角緑内障、前立腺肥大などで尿が出にくい、開放隅角緑内障、有効な治療薬のない感染症や全身の真菌症、結核、消化性潰瘍、精神病、単純疱疹性角膜炎、白内障、高血圧、電解質異常、血栓症がある。最近内臓の手術をうけた、急性心筋梗塞をおこしたことがある。ワクチン接種の予定がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1~2錠を1日1~4回服用します。なお、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲む時には、砕いたりかんだりしないでそのまま飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。急に中止すると不都合な症状(発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショックなどの離脱症状)がみられることがあります。
  • 生活上の注意
  • 眠気やめまいなどが起こることがありますので、自動車の運転や機械の操作は避けてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、服用中の飲酒は控えるようにしてください。
  • 誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害などの重篤な副作用の症状があらわれることがあります。これらの症状があらわれた場合は、医師に相談してください。
  • 服用中は、水痘(水ぼうそう)または麻疹(はしか)に感染しないように注意し、感染が疑われる場合は直ちに受診してください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、不眠、頭重感、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、胃潰瘍、口渇、倦怠感、満月様顔貌、体重増加、発疹、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身がだるい、食欲がない、のどが渇く [続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、急性副腎不全]
  • 腹痛、吐き気、背中の痛み [消化性潰瘍、膵炎]
  • 妄想・幻覚、気分の落ち込みや不安と興奮状態が交互に現れる、筋肉が発作的に収縮する [精神変調、うつ状態、痙攣、錯乱]
  • 腰や背中の痛み、筋肉のこわばり・痛み・筋力の低下、手首のつけ根や股関節付近などの病的骨折や痛み [骨粗鬆症、ミオパシー、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死]
  • のどの痛み、貧血や出血傾向(鼻血や歯茎から出血する)、寒気やふるえを伴って高熱が出る [再生不良性貧血、無顆粒球症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 副腎ホルモン剤
    同じ成分の薬を探す ベタメタゾン、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 高田製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳61,0260~4歳50,319
    5~9歳202,3945~9歳137,751
    10~14歳525,17910~14歳404,002
    15~19歳633,24815~19歳529,774
    20~24歳544,53020~24歳646,342
    25~29歳632,87425~29歳801,407
    30~34歳826,55930~34歳1,023,754
    35~39歳1,024,06535~39歳1,335,787
    40~44歳1,275,80040~44歳1,830,442
    45~49歳1,384,30645~49歳2,152,728
    50~54歳1,326,58150~54歳2,027,889
    55~59歳1,327,99955~59歳1,836,539
    60~64歳1,254,37960~64歳1,655,120
    65~69歳1,436,39065~69歳1,750,791
    70~74歳1,423,72970~74歳1,595,188
    75~79歳1,355,17875~79歳1,506,828
    80~84歳941,58580~84歳1,146,250
    85~89歳533,01785~89歳728,453
    90歳以上239,83890歳以上518,455