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ドンペリドン坐剤30mg「日新」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ドンペリドン坐剤30mg「日新」
主成分 ドンペリドン
分類名称 その他の消化器官用薬
剤形 白色~帯黄白色の坐剤、最大径8mm、長さ24mm
商品画像
製薬会社 日新製薬株式会社
効能 胃・十二指腸のドパミンの働きを抑えて、消化管運動を改善し、吐き気に関与するCTZ(化学受容器引金帯)に作用して、吐き気を抑えます。
通常、小児の風邪や周期性嘔吐症などによる吐き気などの改善に用います。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔、プロラクチノーマ、心疾患、腎障害、肝障害がある。脱水状態・発熱時
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、3才以上の小児は1回1個(主成分として30mg)を、1日2~3回直腸内に挿入します。年齢・体重・症状により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 使用し忘れて症状が激しい場合は、気がついた時にできるだけ早く使用してください。次の使用時間まで7時間以上あけてください。ただし、次回の使用時間が近い場合は使用しないで、次の通常の使用時間に1回分を使用してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気やふらつきなどが現れることがありますので、車の運転や危険な作業には注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、肝機能障害、下痢、腹痛、肛門部不快感、吐き気、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい・たちくらみ、冷や汗、顔色が真っ青になる [ショック]
  • 呼吸困難、蕁麻疹、眼および口の周りのはれ [アナフィラキシー]
  • 手足のふるえや筋肉のこわばり、首のねじれやつっぱり、眼球が上を向く [錐体外路症状]
  • 意識が薄れる、けいれんが起こる [意識障害、痙攣]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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