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テオフィリン徐放錠100mg「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 テオフィリン徐放錠100mg「サワイ」
主成分 テオフィリン
分類名称 気管支拡張剤
剤形 白色の錠剤、直径8.0mm、厚さ2.8mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 気管支の拡張、呼吸中枢の刺激などの作用により、気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、慢性気管支炎や肺気腫による咳や痰がからむ、息苦しいなどの諸症状を改善します。
通常、気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として200mg)を、小児は1回1~2錠(100~200mg)を、1日2回朝および就寝前にかまずに服用します。気管支喘息の場合は、成人は1回4錠(400mg)を、1日1回就寝前に服用することもあります。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 徐放錠ですので、かまずに服用してください。
  • 小児、特に乳幼児では発熱時に服用すると副作用があらわれやすくなるため、服用量の減量または服用の中止をする場合があります。
  • お子様の状態を十分に観察し、発熱や異常が認められた場合には、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 飲み忘れた場合でも、決して2回分を一度に飲まないでください。飲む間隔を短くするのも避けてください。副作用があらわれやすくなります。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • カフェインを多く含むコーヒーや紅茶などを多飲すると、副作用があらわれることがあります。
  • 喫煙や禁煙により薬の効果に影響を与えることがあります。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)により薬の作用が弱められることがありますので、セイヨウオトギリソウ含有食品は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、不眠、めまい、振戦(手足のふるえ)、動悸、不整脈、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部膨満感、下痢、消化不良(胸やけなど)、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • けいれん、意識がうすれる、考えがまとまらない [痙攣、意識障害、急性脳症]
  • 脱力感、筋肉痛、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
  • 腹痛、吐血・下血、黒色便 [消化管出血]
  • 貧血症状、全身倦怠感、頭重・頭痛 [赤芽球癆]
  • 蕁麻疹、蒼白、発汗 [アナフィラキシーショック]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 気管支拡張剤
    同じ成分の薬を探す テオフィリン
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳101,9655~9歳68,566
    10~14歳320,29210~14歳181,959
    15~19歳183,85715~19歳176,293
    20~24歳164,92620~24歳244,339
    25~29歳249,08825~29歳352,531
    30~34歳375,67630~34歳509,997
    35~39歳532,12035~39歳711,354
    40~44歳683,12840~44歳1,037,769
    45~49歳895,32145~49歳1,312,235
    50~54歳897,20250~54歳1,305,343
    55~59歳1,018,56255~59歳1,287,928
    60~64歳1,178,63460~64歳1,477,532
    65~69歳1,991,79365~69歳2,127,340
    70~74歳2,564,09270~74歳2,315,260
    75~79歳3,120,58475~79歳2,640,056
    80~84歳3,053,31880~84歳2,749,401
    85~89歳2,148,79385~89歳2,353,716
    90歳以上1,033,10990歳以上1,907,251