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エカード配合錠HD

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 エカード配合錠HD
主成分 カンデサルタン シレキセチル、ヒドロクロロチアジド
分類名称 血圧降下剤
剤形 ごくうすい紅色の楕円形の錠剤、長径8.6mm、短径5.1mm、厚さ3.0mm
商品画像
製薬会社 武田テバ薬品株式会社
効能 昇圧物質であるアンジオテンシンIIの受容体に拮抗して末梢血管の抵抗を低下させるほか、腎臓でナトリウムや水分の再吸収を抑えて尿の量を増やし、血圧を下げます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。尿がほとんど出ない、血液透析中、電解質失調(血中ナトリウム、カリウム、カルシウム量の異常)、腎疾患、肝障害、冠硬化症、脳動脈硬化症、下痢・嘔吐、副甲状腺機能亢進症、減塩療法中、交感神経切断後、手術前、本人または両親・兄弟が痛風・糖尿病である。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 成人は1回1錠を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気が付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間まで8時間以上あけるようにしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が下がりすぎることにより、めまい、ふらつきがあらわれることがありますので、高所での作業、車の運転など危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。
  • アルコールにより、起立性低血圧(立ちくらみ)が強まることがありますので、注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、かゆみ、光線過敏症、呼吸困難、顔面紅潮、めまい、ふらつき、立ちくらみ、動悸、ほてり、期外収縮、頭痛、悪心、口内炎、味覚異常、便秘、口渇、貧血、倦怠感、頻尿、浮腫、咳、勃起不全、視力異常などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔・舌・のどが腫れる、息苦しい [血管浮腫]
  • 冷たく感じる、吐く、意識がなくなる [ショック、失神、意識消失]
  • 尿量が減る、顔や手足がむくむ、発熱 [急性腎不全]
  • 手足や唇がしびれる、筋力がおとろえる [高カリウム血症]
  • 体がだるい、食欲不振、吐き気 [低ナトリウム血症]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振 [肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、のどが痛い、体がだるい [無顆粒球症]
  • 脱力感、筋肉痛、褐色の尿 [横紋筋融解症]
  • 発熱、から咳、息苦しい [間質性肺炎、肺水腫]
  • 発熱、筋肉痛・関節痛、顔の紅斑 [全身性エリテマトーデスの悪化]
  • 冷や汗が出る、空腹感、手のふるえ [低血糖]
  • 出血傾向、紫斑、発熱 [再生不良性貧血、溶血性貧血]
  • 出血傾向、紫斑 [壊死性血管炎]
  • 手足や唇がしびれる、吐き気 [アナフィラキシー]
  • 発熱、体がだるい、発疹 [中毒性表皮壊死融解症]
  • 発熱、発疹、関節痛 [間質性腎炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血圧降下剤
    同じ成分の薬を探す カンデサルタン シレキセチル、ヒドロクロロチアジド
    同じ製薬会社の薬を探す 武田テバ薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳1,27720~24歳0
    25~29歳1,50525~29歳0
    30~34歳7,64830~34歳1,192
    35~39歳28,57535~39歳7,894
    40~44歳79,14040~44歳33,393
    45~49歳205,06145~49歳87,669
    50~54歳336,08850~54歳176,703
    55~59歳469,32155~59歳284,348
    60~64歳626,21860~64歳417,726
    65~69歳934,97865~69歳754,082
    70~74歳1,021,30970~74歳1,039,645
    75~79歳1,084,17175~79歳1,442,962
    80~84歳827,19880~84歳1,508,125
    85~89歳461,21985~89歳1,158,509
    90歳以上159,54690歳以上701,573