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ゲーベンクリーム1%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ゲーベンクリーム1%
主成分 スルファジアジン銀
分類名称 化膿性疾患用剤
剤形 白色のクリーム状軟膏剤
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 細菌の細胞膜、細胞壁に作用して抗菌作用を示します。
通常、外傷、熱傷、手術の傷、床ずれなどの皮膚潰瘍などの皮膚感染症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。新生児、低出生体重児、軽い熱傷
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、1日1回患部に約2~3mmの厚さに直接塗るか、ガーゼなどにのばして貼付し包帯をします。なお、2日目以降は前日に塗った部分をガーゼでふきとるか、ぬるま湯で洗ってから塗ります。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 眼科用ではないので、目には使用しないでください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く使ってください。ただし、次に使う時間が近い場合は、使わないで1回分を飛ばしてください。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのをやめないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、疼痛、発疹、発赤、接触皮膚炎、光線過敏症、耐性菌・非感性菌による化膿性感染症、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、のどの痛み、鼻や歯ぐきからの出血 [汎血球減少]
  • 痛みをともなって皮膚が赤くなる、皮膚の熱感 [皮膚壊死]
  • 発熱、湿疹、吐き気 [間質性腎炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    同じ成分の薬を探す スルファジアジン銀
    同じ製薬会社の薬を探す 田辺三菱製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。