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イソミタール原末

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 イソミタール原末
主成分 アモバルビタール
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の粉末
商品画像
製薬会社 日本新薬株式会社
効能 短時間作用型の中枢神経抑制剤で、催眠・鎮静作用があり、気分をしずめて落ち着かせます。
通常、不眠症、不安緊張状態の鎮静に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心障害、肝障害、腎障害、呼吸機能が低下、急性間けつ性ポルフィリン症、虚弱、頭部外傷後遺症・動脈硬化症など脳の器質障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・用量
  • 不眠症:通常、成人は1日0.1~0.3gを就寝前に服用します。
    不安緊張状態
    :通常、成人は1日0.1~0.2gを2~3回に分けて服用します。
    いずれも、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 禁断症状が起こることがありますので、医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、めまい、ふらつきなどが起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、服用中の飲酒は控えてください。
  • 副作用 副作用として、過敏症状、知覚異常、構音障害(ぎこちない話し方)、精神機能低下、せん妄(意識障害)、昏迷(刺激を与えられたときだけ反応する)、運動失調、巨赤芽球性貧血(動悸、しびれや痛みを伴った舌炎)、頭痛、発熱、発疹、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • ひどい口内炎、中央にむくみを伴った赤い発疹、まぶたや眼の充血 [皮膚粘膜眼症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す アモバルビタール
    同じ製薬会社の薬を探す 日本新薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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