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カタリン点眼用0.005%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 カタリン点眼用0.005%
主成分 ピレノキシン
分類名称 眼科用剤
剤形 だいだい黄色の錠剤、無色澄明の溶解液、溶解後は黄色澄明の点眼剤、(溶解液瓶)大キャップは白色、小キャップは茶色、(溶解後容量)15mL
商品画像
製薬会社 千寿製薬株式会社
効能 水晶体の水溶性たんぱくが変性し不溶性化するのを阻害することにより水晶体の透明性を維持し、白内障の進行を抑制します。
通常、初期老人性白内障の進行抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。コンタクトレンズを使用している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 錠剤を溶解液に用時溶解し、通常、1回1~2滴を1日3~5回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 箱の中の説明書に従って、溶解液に錠剤を入れてよく振って溶解してください。
  • 点眼前に石けんで手をきれいに洗ってください。次にしばらく容器を手で温めてください(冷所保存していた点眼液をすぐに点眼しようとすると、容器の中の冷たい空気が温められて膨張し、液が連続して落ちる場合があるため)。白色の大キャップはそのままにして茶色の小キャップのみをはずし、容器の先端が直接目にふれないように点眼してください。あふれた液はガーゼやティッシュなどですぐにふき取ってください。
  • 他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけて点眼してください。
  • 点眼し忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合は点眼せずに、次の点眼時間に1回分を点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、眼瞼炎(まぶたの炎症)、接触皮膚炎(薬がついた部位のかぶれ)、びまん性表層角膜炎(目のゴロゴロ感・痛み、まぶしい、涙が出る)、結膜充血、結膜炎、目の刺激感、目のかゆみ、霧視(目のかすみ)、眼脂(目やに)、流涙、眼痛、目の異常感、目の異物感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 該当する記載事項はありません。

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光を避け、室温(1~30℃)で保管してください。
    錠剤溶解後は冷所(1~15℃)に遮光して保存し、3週間以内に使用してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 他の容器に入れ替えないでください(誤用や品質が変わる原因になります)。
  • 容器に他のものを入れて使用しないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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