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セパミット細粒1%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 セパミット細粒1%
主成分 ニフェジピン
分類名称 血管拡張剤
剤形 黄色の細粒
商品画像
製薬会社 日本ジェネリック株式会社
効能 血管平滑筋に直接作用して細胞内へのCaイオンの流入を抑制することで末梢血管を拡張し、血圧を下げます。また、冠血管を拡張して心筋への血流をよくする作用により、狭心症の症状を改善します。
通常、本態性高血圧症、腎性高血圧症、狭心症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心原性ショック、大動脈弁狭さく、僧帽弁狭さく、肺高血圧がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1回1g(主成分として10mg)を1日3回服用しますが、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • かみ砕いて飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 降圧作用に基づくめまいなどがあらわれることがありますので、高所作業や、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • グレープフルーツジュースにより薬の作用が強くあらわれることがありますので、一緒に飲むことは避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、ほてり・のぼせ感、顔面潮紅、頭痛・頭重、動悸、めまい、吐き気・嘔吐、胸やけ、立ちくらみ、かゆみ、発疹、胸部痛、上腹部痛、光線過敏症、紫斑、歯肉肥厚、貧血、呼吸困難、女性化乳房、黄疸、血管浮腫(まぶた、口唇、舌の腫れ、蕁麻疹、呼吸困難(気道のむくみによる))などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身の赤い発疹、皮膚がはがれ落ちる、発熱 [紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
  • のどの痛み、高熱が出る、四肢などの皮下出血 [無顆粒球症、血小板減少]
  • 顔面蒼白、冷汗、意識消失 [ショック]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する [意識障害]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜などの黄染(黄色くなる) [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血管拡張剤
    同じ成分の薬を探す ニフェジピン
    同じ製薬会社の薬を探す 日本ジェネリック株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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