お薬検索

リスペリドン錠2mg「ヨシトミ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 リスペリドン錠2mg「ヨシトミ」
主成分 リスペリドン
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.8mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 抗ドパミン作用と抗セロトニン作用により、不安、緊張などの症状をしずめ、精神の不安定な状態を抑え、やる気がしない、何も興味がもてないというような状態を改善させます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態、心・血管系疾患や低血圧またはそれらの疑い。パーキンソン病、レビー小体型認知症、てんかんなどの痙攣性疾患または既往歴、自殺企図の既往や自殺念慮、肝・腎障害、糖尿病または既往歴や家族歴・高血糖・肥満、脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は主成分として1回1mgを1日2回より服用を開始し、徐々に増量されます。維持量は通常1回1~3mgを原則として1日2回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日量は12mgを超えません。本剤は1錠中に主成分2mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください
  • 飲み忘れた場合は、気づいた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に通常服用する時間が5時間以内の場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒は控えてください。
  • 白内障の手術を予定されている方は、白内障の手術中や手術後に眼の合併症が起こることがありますので、この薬を使っていることを眼科医に伝えてください。
  • 食生活や体重増加に気をつけるなど、生活習慣の改善をこころがけてください。
  • 副作用 主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、ふるえ、不眠、眠気、不安や焦燥感、よだれがでる、筋肉のこわばり、倦怠感、発疹、便秘が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 強度の筋肉のこわばり、嚥下(飲み込む)困難、頻脈 [悪性症候群]
  • 口周部の不随意運動(舌を出し入れしたり、口を動かす) [遅発性ジスキネジア]
  • 手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ [横紋筋融解症]
  • 口渇、多飲、多尿 [高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]
  • 呼吸困難、胸痛、浮腫 [肺塞栓症、深部静脈血栓症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 精神神経用剤
    同じ成分の薬を探す リスペリドン
    同じ製薬会社の薬を探す 田辺三菱製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳2,2465~9歳0
    10~14歳21,21710~14歳5,619
    15~19歳87,16915~19歳26,605
    20~24歳155,54920~24歳78,072
    25~29歳255,21325~29歳130,421
    30~34歳383,57930~34歳232,877
    35~39歳630,38835~39歳334,155
    40~44歳871,64840~44歳551,052
    45~49歳1,002,81145~49歳684,674
    50~54歳786,56750~54歳592,373
    55~59歳585,55855~59歳510,209
    60~64歳426,02760~64歳423,900
    65~69歳345,53265~69歳397,018
    70~74歳157,84470~74歳206,598
    75~79歳55,83175~79歳122,164
    80~84歳20,61480~84歳40,691
    85~89歳9,33885~89歳15,099
    90歳以上090歳以上4,317