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セレコックス錠100mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 セレコックス錠100mg
主成分 セレコキシブ
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 白色の割線入り錠剤、直径8.0mm、厚さ2.7mm
商品画像
製薬会社 ヴィアトリス製薬株式会社
効能 炎症部位のシクロオキシゲナーゼ-2を選択的に阻害しプロスタグランジンの合成を抑えることにより、消炎・鎮痛作用を示し、炎症や痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の治療とその症状の消炎・鎮痛や手術後、外傷後、抜歯後の消炎・鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アスピリン喘息またはその既往歴がある、消化性潰瘍、肝障害、腎障害、心機能不全、冠動脈バイパス再建術の術前~術後の期間にあたる。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 関節リウマチ:通常、成人は1回1~2錠(主成分として100~200mg)を1日2回、朝・夕食後に服用します。
    変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎
    :通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日2回、朝・夕食後に服用します。
    手術後、外傷後、抜歯後:通常、成人は初回のみ4錠(主成分として400mg)、2回目以降は1回2錠(200mg)として1日2回服用します。服用間隔は6時間以上あけてください。
    頓用の場合は初回のみ4錠(400mg)、必要に応じて2回目以降は1回2錠(200mg)を6時間以上あけて服用します。ただし、1日の服用は2回までです。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬を使用中にめまいや傾眠(ぼんやりする)などがあらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う作業をする時には十分注意してください。
  • この薬の使用により、肝不全、肝炎、黄疸があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査などが行われることがあります。
  • この薬の使用により、急性腎障害、間質性腎炎などの重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に腎機能検査などが行われることがあります。
  • 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の方がこの薬を使用中には、定期的または必要に応じて、尿検査、血液検査、腎機能検査、肝機能検査、心電図検査、便潜血検査などが行われます。
  • 副作用 主な副作用として、傾眠、腹痛、口内炎、下痢、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ [ショック、アナフィラキシー]
  • 腹痛、吐血、下血 [消化性潰瘍、消化管出血、消化管穿孔]
  • 前胸部の圧迫感、胸がしめつけられるように痛い、冷汗 [心筋梗塞、脳卒中]
  • 息切れ、全身のむくみ、咳が出る [心不全、うっ血性心不全]
  • 発熱、紅斑、水疱・膿疱・びらん [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 解熱鎮痛消炎剤
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    同じ製薬会社の薬を探す ヴィアトリス製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳3,4455~9歳2,867
    10~14歳233,01010~14歳234,090
    15~19歳756,66515~19歳743,278
    20~24歳767,50220~24歳1,015,936
    25~29歳1,114,97125~29歳1,411,873
    30~34歳1,770,21330~34歳2,000,824
    35~39歳2,643,60835~39歳3,276,574
    40~44歳4,401,49940~44歳5,871,799
    45~49歳6,461,42645~49歳9,785,836
    50~54歳7,917,42550~54歳13,877,937
    55~59歳10,284,09755~59歳17,064,071
    60~64歳13,259,26760~64歳21,900,811
    65~69歳18,945,59465~69歳34,128,239
    70~74歳21,758,44870~74歳44,343,480
    75~79歳26,845,25375~79歳62,643,593
    80~84歳24,064,58680~84歳66,956,223
    85~89歳15,618,14185~89歳52,156,469
    90歳以上6,959,45090歳以上31,023,302