お薬検索

ボナロン錠35mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ボナロン錠35mg
主成分 アレンドロン酸ナトリウム水和物
分類名称 他に分類されない代謝性医薬品
剤形 白色の錠剤、長径10.3mm、短径5.6mm、厚さ3.6mm
商品画像
製薬会社 帝人ファーマ株式会社
効能 骨の中の破骨細胞に取り込まれ、破骨細胞の活性を抑制することにより骨吸収を抑えて、骨量を増やし骨を折れにくくします。
通常、骨粗鬆症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。食道狭窄または食道弛緩不能症などの食道障害で食べ物や薬を飲みこみにくい。30分以上体を起こしていることや立っていることができない。低カルシウム血症である。食道炎、胃炎、十二指腸炎または、食道、胃、十二指腸に潰瘍や障害がある。腎機能障害がある。抜歯やインプラントなどの歯科治療をうけている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1錠(アレンドロン酸として35mg)を1週間に1回、朝起きた時に(食事の前に)コップ1杯の水(約180mL)と一緒に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 服用する曜日を決め、毎週同じ曜日の朝に服用してください。
  • 水以外の飲み物(カルシウム、マグネシウムなどの含量の特に高いミネラルウォーター、お茶、コーヒー、ジュース、ミルクなど)で飲まないでください。薬をかんだり口の中で溶かしたりしないでください。
  • 薬を飲んでから30分間は水以外の飲み物や食べ物、他の薬をとらないでください。また、飲んでから30分間は横にならず、その日最初の食事を終えるまでは体を起こしたままでいてください。就寝時または起床前には飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、その日は飲まないで、翌朝に1錠飲んでください(飲み方はいつもと一緒です)。次からは、決められた曜日の朝に飲んでください。ただし決して2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んでしまったり、2日連続で飲んでしまった場合は、無理に吐こうとしないで、すぐにコップ1杯のミルクを飲んでください。横にならず、上体を起こしたまま、医師または薬剤師に相談してくだださい。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬の服用中は口腔内を清潔に保ってください。
  • 定期的に歯科検査をうけてください。
  • 歯科治療を受ける場合には、この薬を服用していることを歯科医師または口腔外科医師にお伝えください。
  • 食事などからカルシウムをとるようにこころがけてください。
  • カルシウムやビタミンDなどのサプリメントを飲むときは、事前に医師または薬剤師に相談してください。
  • 耳のかゆみ、耳の中の熱っぽさ、耳の違和感、耳だれ、耳の痛みなどの症状が続く場合には、耳鼻咽喉科を受診してください。
  • 副作用 主な副作用として、胃炎(上腹部痛、腹部不快感、吐き気)、消化不良(胸やけ)、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 飲みこみにくい、飲みこむときに痛みがある、胸(の骨の裏側)に痛みを感じる [食道・口腔内障害]
  • 吐血、下血(便が黒くなる)、みぞおちに痛みがある [胃・十二指腸障害]
  • 吐き気、食欲不振、体がだるい [肝機能障害、黄疸]
  • 指先や唇のしびれ、けいれん [低カルシウム血症]
  • 発熱、口唇びらん、目の充血やただれ、皮膚の広い範囲に赤い発疹・水疱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • あごの痛みや腫れ、あごのしびれ感、歯のゆるみ [顎骨壊死・顎骨骨髄炎]
  • 耳の痛み、耳だれ [外耳道骨壊死]
  • 太ももや太ももの付け根などの痛み、前腕の痛み [大腿骨転子下、近位大腿骨骨幹部、近位尺骨骨幹部などの非定型骨折]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 他に分類されない代謝性医薬品
    同じ成分の薬を探す アレンドロン酸ナトリウム水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 帝人ファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳1,25110~14歳1,282
    15~19歳3,48615~19歳3,656
    20~24歳4,19220~24歳5,517
    25~29歳4,65425~29歳7,508
    30~34歳7,50730~34歳11,584
    35~39歳10,39635~39歳21,371
    40~44歳15,08940~44歳35,053
    45~49歳19,42345~49歳56,600
    50~54歳20,18250~54歳64,364
    55~59歳24,30455~59歳107,352
    60~64歳33,73160~64歳194,446
    65~69歳67,17965~69歳433,398
    70~74歳85,12070~74歳680,892
    75~79歳117,28875~79歳1,043,489
    80~84歳119,29880~84歳1,056,262
    85~89歳78,07585~89歳752,983
    90歳以上34,23890歳以上383,191