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アザニン錠50mg[リウマチ性疾患]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アザニン錠50mg[リウマチ性疾患]
主成分 アザチオプリン
分類名称 他に分類されない代謝性医薬品
剤形 淡黄色の錠剤、直径8.0mm、厚さ3.0mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用をあらわし、リウマチ性疾患の炎症症状を抑えます。
通常、全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎など)、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、難治性リウマチ性疾患の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。白血球数が3,000/mm3以下である。骨髄機能抑制、感染症、出血性素因、肝機能障害、腎不全、水痘がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人および小児は、1日量として主成分1~2mg/kg相当量を服用します。症状により適宜増減されますが1日量は3mg/kgまでとされています。
    本剤は1錠中に主成分50mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 日光や紫外線による皮膚癌の危険性を避けるため、UVカット素材の衣類や日焼け止め効果の高いサンスクリーンを使用し、日光や紫外線を避けるようにしてください。
  • 骨髄機能の低下や、肝機能障害などの重篤な副作用があらわれることがあります。飲み始めは原則として1~2週間に一度、その後も頻回に血液、肝臓、腎臓などの働きを調べることがあります。その場合には指定された日時に検査を受けてください。
  • 妊娠する可能性がある人またはパートナーが妊娠する可能性のある男性は医師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、血管炎、腎機能障害、全身倦怠感、筋痛、関節痛、発熱、寒気、めまい、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血症状、出血症状、発熱 [再生不良性貧血、汎血球減少などの血液障害]
  • 寒気、震え、立ちくらみ [ショック様症状]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]
  • 意識障害、麻痺症状、言語障害 [進行性多巣性白質脳症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 他に分類されない代謝性医薬品
    同じ成分の薬を探す アザチオプリン
    同じ製薬会社の薬を探す 田辺三菱製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳5,5425~9歳6,452
    10~14歳22,09810~14歳20,383
    15~19歳88,68615~19歳61,100
    20~24歳209,40820~24歳120,669
    25~29歳291,20925~29歳151,993
    30~34歳296,53330~34歳166,035
    35~39歳319,69735~39歳204,270
    40~44歳356,70240~44歳247,626
    45~49歳385,60245~49歳271,350
    50~54歳281,29850~54歳251,617
    55~59歳258,89255~59歳217,811
    60~64歳214,93060~64歳216,815
    65~69歳249,55965~69歳248,846
    70~74歳182,99770~74歳215,085
    75~79歳151,12975~79歳156,832
    80~84歳74,30580~84歳104,372
    85~89歳22,23285~89歳41,878
    90歳以上4,45290歳以上8,709