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ボルタレンローション1%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ボルタレンローション1%
主成分 ジクロフェナクナトリウム
分類名称 鎮痛、鎮痒、収斂、消炎剤
剤形 無色澄明な液で特異な芳香があるローション剤
商品画像
製薬会社 ノバルティス ファーマ株式会社
効能 皮膚から吸収された後、炎症を引き起こすプロスタグランジンの合成を抑え、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげます。
通常、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛(筋・筋膜性腰痛症など)、外傷後の腫脹・疼痛の鎮痛・消炎に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アスピリン喘息またはその既往歴がある。気管支喘息がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、適量を1日3~4回患部に塗りひろげます。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 眼や粘膜には使用しないでください。
  • 皮膚が傷ついている場合は一時的にしみたり、ヒリヒリ感を起こすことがあります。
  • 塗ったところをラップなどでおおわないようにしてください。
  • 塗り忘れた場合は気がついたときに塗ってください。2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く塗った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 合成樹脂を軟化させたり、塗料を溶かしたり、金属を変色させることがあるので注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、皮膚炎(発疹、かぶれ)、かゆみ、発赤、皮膚のあれ、刺激感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • じん麻疹、顔や舌・咽頭の腫れ、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]
  • 使用部位の発赤、発疹、かゆみ、水ぶくれ [接触皮膚炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、火気(アルコールを含むため)を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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