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ジゴシンエリキシル0.05mg/mL

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジゴシンエリキシル0.05mg/mL
主成分 ジゴキシン
分類名称 強心剤
剤形 うすい青緑色~青緑色澄明の液剤
商品画像
製薬会社 太陽ファルマ株式会社
効能 心臓に直接働いて心臓の筋肉の収縮力を強くしたり、速くなりすぎた脈を調節します。
通常、心不全および各種頻脈の予防と治療、うっ血性心不全、心房細動・粗動による頻脈、発作性上室性頻拍の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。房室ブロック、洞房ブロック、ジギタリス中毒、閉塞性心筋疾患、急性心筋梗塞、心室性期外収縮、心膜炎、肺性心、WPW症候群、電解質異常(低カリウム血症、高カルシウム血症、低マグネシウム血症など)、腎疾患、血液透析を受けている、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、アルコール中毒治療中
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 成人:急速飽和療法〔飽和量:20~80mL(主成分として1.0~4.0mg)〕では、通常、初回10~20mL(0.5~1.0mg)、以後10mL(0.5mg)を6~8時間ごとに服用し、十分効果のあらわれるまで続けます。維持療法では、通常、1日5~10mL(0.25~0.5mg)を服用します。
    小児:急速飽和療法では、通常、2歳以下は1日1.2~1.6mL/kg(0.06~0.08mg/kg)を3~4回に分けて、2歳以上は1日0.8~1.2mL/kg(0.04~0.06mg/kg)を3~4回に分けて服用します。維持療法では、通常、飽和量の1/5~1/3量を服用します。
    いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 効果発現量と中毒量が接近しているので、血液中の薬の濃度を測定して増減されます。定期的に受診して必ず医師のチェックを受けてください。
  • 飲み忘れた場合は、飲み忘れた分はとばして、次回からは指示通りに飲んでください。何か気になることがあったら、医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • アルコールが含まれていますので、アルコールに特に敏感な人は、車の運転や、危険を伴う機械の操作には気をつけてください。
  • セイヨウオトギリソウを含有する食品はこの薬に影響しますので、控えてください。
  • 副作用 副作用として、発疹、蕁麻疹、紫斑、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脈がひどく遅くなる、脈が速くなる、脈がとぶ、脈が乱れる、息切れ、急に意識がなくなる、胸が締めつけられる、胸が痛い [ジギタリス中毒(高度の徐脈、二段脈、多源性心室性期外収縮、発作性心房性頻拍、房室ブロック、心室性頻拍症、心室細動などの不整脈)]
  • 急激な腹痛、便に血が混じる、発熱、吐き気、嘔吐 [非閉塞性腸間膜虚血]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 光の当たらないところで湿気を避けてふたのついた容器などに入れ、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 強心剤
    同じ成分の薬を探す ジゴキシン
    同じ製薬会社の薬を探す 太陽ファルマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳1,9360~4歳2,146
    5~9歳1,6305~9歳1,673
    10~14歳4,82010~14歳2,525
    15~19歳2,19915~19歳0
    20~24歳2,58020~24歳3,743
    25~29歳2,84925~29歳1,168
    30~34歳2,93630~34歳10,466
    35~39歳2,90835~39歳5,922
    40~44歳040~44歳0
    45~49歳045~49歳0
    50~54歳050~54歳0
    55~59歳055~59歳0
    60~64歳060~64歳0
    65~69歳065~69歳0
    70~74歳070~74歳0
    75~79歳6,44975~79歳0
    80~84歳1,51080~84歳0
    85~89歳085~89歳2,996
    90歳以上1,24990歳以上2,509