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アタラックス錠10mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アタラックス錠10mg
主成分 ヒドロキシジン塩酸塩
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色の錠剤、直径6.7mm、厚さ3.6mm
商品画像
製薬会社 ファイザー株式会社
効能 アレルギーを起こす物質の働きを抑える作用と、中枢神経抑制作用による静穏効果を示します。
通常、じんましんや皮膚疾患に伴うかゆみ、また神経症に伴う不安・緊張・抑うつの治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ポルフィリン症、てんかんなどのけいれん性疾患または既往歴、QT延長、徐脈、低カリウム血症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 皮膚科領域:通常、成人は1日主成分として30~60mgを2~3回に分けて服用します。
    神経症における不安・緊張・抑うつ
    :通常、成人は1日主成分として75~150mgを3~4回に分けて服用します。
    いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。過度の鎮静(活動量や発話量が少なくなる、眠り込んでしまう)、また、まれに振戦(手足のふるえ、首のふるえ)、けいれん、低血圧、意識レベルの低下、吐き気・嘔吐などがあらわれることがあります。これらの症状があらわれた場合は、ただちに受診してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。この薬を使用していて皮膚疾患が改善しない場合は、医師に相談してください。
  • 生活上の注意
  • 眠くなることがありますので、車の運転などの危険を伴う機械操作は避けてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒はひかえてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、けん怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、顔色が青白くなる、じんましん [ショック、アナフィラキシー]
  • 動悸がする、胸が痛い、胸の不快感がする [QT延長、心室頻拍(torsade de pointesを含む)]
  • 体がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、紅斑、水疱・膿疱・びらん [急性汎発性発疹性膿疱症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 精神神経用剤
    同じ成分の薬を探す ヒドロキシジン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す ファイザー株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳55,6115~9歳47,366
    10~14歳130,50210~14歳109,984
    15~19歳141,02415~19歳94,849
    20~24歳125,02520~24歳115,635
    25~29歳157,10725~29歳128,594
    30~34歳178,95030~34歳166,089
    35~39歳217,98135~39歳200,728
    40~44歳256,44840~44歳296,806
    45~49歳296,39945~49歳349,147
    50~54歳249,57250~54歳318,057
    55~59歳250,25255~59歳307,630
    60~64歳251,48660~64歳282,607
    65~69歳366,03865~69歳379,373
    70~74歳449,51770~74歳396,565
    75~79歳516,51775~79歳457,686
    80~84歳472,72580~84歳494,290
    85~89歳309,87485~89歳382,060
    90歳以上162,64290歳以上339,294