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アラバ錠10mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アラバ錠10mg
主成分 レフルノミド
分類名称 他に分類されない代謝性医薬品
剤形 白色の錠剤、直径7.1mm
商品画像
製薬会社 サノフィ・アベンティス株式会社
効能 異常な免疫反応を起こしている関節などを、活性化リンパ球の増殖を抑制することによって免疫反応を調節し、関節リウマチの関節の痛み、炎症を抑えます。
通常、関節リウマチの治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。慢性肝疾患、活動性結核がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある。または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日1回主成分として100mg(100mg錠1錠)の3日間服用から開始し、その後、維持量として1日1回2錠(20mg)を服用します。なお、維持量は、症状・体重により適宜1日1回1錠(10mg)に減量されます。また、1日1回20mgから服用することもあります。必ず指示された服用方法に従ってください。本剤は1錠中主成分10mgを含有します。
  • 飲み忘れた場合は、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の通常の服用時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬を飲んでいる間はなるべくお酒を飲まないでください。アルコールによる肝障害を助長するおそれがあります。
  • 動物実験で催奇形性作用が報告されているので、この薬を飲んでいる間は妊娠しないようにしてください。男性が飲んでいる場合には配偶者が妊娠しないようにしてください。また服用中および服用後に妊娠を希望される方は医師にご相談ください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、脱毛、発疹、高血圧、発熱、腹痛、上気道感染、嘔気、頭痛、末梢性ニューロパシー(四肢のしびれ、痛み、感覚鈍麻、運動障害)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、冷汗、発疹 [アナフィラキシー]
  • 発熱、紅斑、水疱 [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、皮膚潰瘍]
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる [肝不全、急性肝壊死、肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • かぜのような症状、からだがだるい、発熱 [感染症]
  • 呼吸困難、発熱、から咳 [間質性肺炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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