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アルファロールカプセル1μg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アルファロールカプセル1μg
主成分 アルファカルシドール
分類名称 ビタミンA及びD剤
剤形 黄白色不透明のカプセル剤、直径5.6mm
商品画像
製薬会社 中外製薬株式会社
効能 肝臓で代謝されて活性型ビタミンD3になり、カルシウムの吸収を促進します。
通常、ビタミンDの不足などによる骨の病気やその他の症状の改善、骨粗鬆症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高リン血症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • この薬は、血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに、服用量が調整されます。
    慢性腎不全、骨粗鬆症
    :通常、成人は1日1回主成分として0.5~1.0μgを服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    副甲状腺機能低下症、その他のビタミンD代謝異常に伴う疾患
    :通常、成人は1日1回主成分として1.0~4.0μgを服用しますが、疾患・年齢・症状・病型により適宜増減されます。
    小児
    :通常、小児は、骨粗鬆症の場合には1日1回主成分として0.01~0.03μg/kgを、その他の疾患の場合には1日1回主成分として0.05~0.1μg/kgを服用しますが、疾患・症状により適宜増減されます。
    この薬は1カプセル中に主成分1μgを含有します。いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、飲み忘れた分はとばして、次回からは指示通り飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • カルシウムやビタミンDを含む市販の薬や食品をとりすぎると副作用が起きやすくなる可能性があります。そのような薬や食品をとる場合は医師に相談してください。
  • 高カルシウム血症があらわれることがありますので、定期的に血清カルシウム値の測定が行われます。
  • 急性腎障害があらわれることがありますので、定期的に腎臓の検査が行われます。
  • 副作用 主な副作用として、食欲不振、悪心・嘔気、下痢、便秘、胃痛、そう痒感、結膜充血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 尿量が減る、むくみ、体がだるい [急性腎障害]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • (PTP包装品の場合)光の当たらないところで湿気を避けてふたのついた容器などに入れ、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。
  • (瓶入り包装品を分包した場合)薬を飲むとき以外は薬袋から薬を出さないでください。光の直接あたる場所や子どもの手の届くところに薬を置かないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す ビタミンA及びD剤
    同じ成分の薬を探す アルファカルシドール
    同じ製薬会社の薬を探す 中外製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳2,6785~9歳2,311
    10~14歳15,60410~14歳28,463
    15~19歳34,00115~19歳42,818
    20~24歳26,00020~24歳38,417
    25~29歳24,25625~29歳44,125
    30~34歳29,18030~34歳74,129
    35~39歳37,69035~39歳123,639
    40~44歳54,34540~44歳169,791
    45~49歳80,53345~49歳223,857
    50~54歳81,62350~54歳242,797
    55~59歳82,83555~59歳337,342
    60~64歳94,28460~64歳528,488
    65~69歳188,06665~69歳1,028,419
    70~74歳218,53570~74歳1,545,529
    75~79歳251,01175~79歳2,350,158
    80~84歳242,28680~84歳2,494,967
    85~89歳165,86385~89歳1,862,983
    90歳以上74,99290歳以上1,020,041