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ガスター散10%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ガスター散10%
主成分 ファモチジン
分類名称 消化性潰瘍用剤
剤形 白色~微黄白色の散剤
商品画像
製薬会社 LTLファーマ株式会社
効能 胃粘膜のヒスタミン2受容体を遮断し、胃酸分泌をおさえます。
通常、胃・十二指腸などの潰瘍や胃炎、食道炎などの治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群:通常、成人は1回0.2g(主成分として20mg)を1日2回(朝食後、夕食後または就寝前)に服用します。また、1回0.4g(40mg)を1日1回(就寝前)に服用することもできます。
    急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変
    :通常、成人は1回0.1g(10mg)を1日2回(朝食後、夕食後または就寝前)に服用します。また、1回0.2g(20mg)を1日1回(就寝前)に服用することもできます。
    いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回とばして次の服用時間まで飲まないでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、発疹・皮疹、じん麻疹、顔面浮腫、便秘、月経不順、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔色が青白い、冷汗、立ちくらみ [ショック、アナフィラキシー]
  • のどの痛み、頭痛、筋肉痛、貧血症状、出血傾向 [再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少]
  • 発熱、食欲がない、赤い発疹 [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
  • 全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 筋肉痛、脱力感、褐色の尿 [横紋筋融解症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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