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スルピリド細粒50%「アメル」[消化器用剤]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 スルピリド細粒50%「アメル」[消化器用剤]
主成分 スルピリド
分類名称 消化性潰瘍用剤
剤形 白色の細粒剤
商品画像
製薬会社 共和薬品工業株式会社
効能 中枢に作用して胃壁粘膜の血流を増やし、胃・十二指腸の粘膜の回復を助ける作用があります。
通常、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。下垂体の腫瘍(プロラクチノーマ)がある、副腎の腫瘍(褐色細胞腫)の疑いがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回0.1g(主成分として50mg)を1日3回服用しますが、症状により適宜増減されます。本剤は1g中に主成分を500mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけはやく飲んでください。ただし、通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、めまい、ふらつきなどがあらわれることがあるので、車の運転、高所での作業、危険を伴う機械の操作などはしないようにしてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがあるので、服用中の飲酒は控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、月経異常、乳汁分泌、女性化乳房、不眠、眠気、めまい、ふらつき、口渇、胸やけ、吐き気、便秘、熱感、倦怠感、発疹、浮腫、振戦(手足のふるえ)、舌のもつれ、焦燥感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 急激な発熱、手足のふるえ、筋肉のこわばり [悪性症候群]
  • けいれんが起こる [痙攣]
  • 胸が痛い、動悸、胸部不快感 [QT延長、心室頻拍]
  • 体がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 無意識の口のモグモグ運動や舌の回転・出し入れ運動、くちびるのふるえ [遅発性ジスキネジア]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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