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アプレゾリン錠10mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アプレゾリン錠10mg
主成分 ヒドララジン塩酸塩
分類名称 血圧降下剤
剤形 白色の錠剤、直径6.0mm、厚さ3.7mm
商品画像
製薬会社 サンファーマ株式会社
効能 末梢細動脈の血管平滑筋に直接作用し、血管を拡張して血圧を下げます。
通常、本態性高血圧症、妊娠高血圧症候群による高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。虚血性心疾患、心不全、頻脈、解離性大動脈瘤、脳出血急性期
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日3~4回から服用し始め、血圧をみながら徐々に増量されます。維持量は、通常成人1回2~5錠(20~50mg)、1日3~20錠(30~200mg)です。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が3時間以内の場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が低下することにより、めまいなどが起こることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、眠気、末梢神経障害、頻脈、動悸、胸痛、吐き気・嘔吐、排尿困難、顔面潮紅、浮腫、紫斑、発疹、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 紅斑、発熱、関節や胸の痛み [SLE(全身性エリテマトーデス)様症状]
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる [劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 咳、横になっているより座る方が呼吸が楽、手足のむくみ [うっ血性心不全]
  • 胸痛、胸の圧迫感、冷汗 [狭心症発作誘発]
  • 尿量減少、手足のむくみ、食欲不振 [急性腎不全]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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