お薬検索

カルデナリン錠4mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 カルデナリン錠4mg
主成分 ドキサゾシンメシル酸塩
分類名称 血圧降下剤
剤形 白色の割線入りの錠剤、直径8.0mm、厚さ3.7mm
商品画像
製薬会社 ヴィアトリス製薬株式会社
効能 交感神経α1受容体を選択的に遮断して降圧作用を示します。
通常、高血圧症、褐色細胞腫による高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1日1回ドキサゾシンとして0.5mgより始め、効果が不十分な場合は、1~2週間の間隔をあけて1~4mgに徐々に増量します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最高服用量は2錠(ドキサゾシンとして8mg)まで、褐色細胞腫による高血圧症には4錠(16mg)までです。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が下がることにより、めまい、ふらつきなどがあらわれることがありますので、車の運転や高い所での作業、危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。
  • 白内障の手術を受けられる際は、手術をする医療機関へこの薬を服用していることをお伝えください。
  • 副作用 主な副作用として、めまい・ふらふら感、立ちくらみ、頭痛・頭重、動悸、吐き気・嘔吐、倦怠感、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい、力が抜ける、意識がなくなる [失神・意識喪失]
  • 脈が乱れる [不整脈]
  • 頭痛、吐き気、一時的な意識障害 [脳血管障害]
  • 胸が締めつけられる、胸が痛い、冷や汗 [狭心症]
  • 胸や背中が痛い、胸が締めつけられる、手指が冷たい [心筋梗塞]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血圧降下剤
    同じ成分の薬を探す ドキサゾシンメシル酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す ヴィアトリス製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。