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クレミン錠25mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 クレミン錠25mg
主成分 モサプラミン塩酸塩
分類名称 精神神経用剤
剤形 淡青色の錠剤、直径7.2mm、厚さ3.3mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 神経伝達物質であるドパミンおよびセロトニンの受容体を遮断する作用があります。
考えがまとまりにくいなどの心の不調をととのえ、気分を安定させます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態。パーキンソン病またはレビー小体型認知症がある。
  • 妊娠中、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は主成分として1回10~50mgを1日3回服用しますが、年齢・症状により適宜増減され、1日300mgまで増量されることがあります。本剤は1錠中に主成分25mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコール(飲酒)は薬の作用を強めることがありますので注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、パーキンソン症候群(動きがにぶい、手足のふるえ)、アカシジア(じっとしていることができない、座ったり、足踏みしたりせずにはおられない)、眠気、肝機能異常、過敏症(かゆみ、発疹)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 38℃以上の発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]
  • のどの痛み、頭痛、筋肉痛、発熱 [無顆粒球症、白血球減少]
  • 口、舌、あごなどの不規則なもぐもぐ運動 [遅発性ジスキネジア]
  • 呼吸困難、胸痛、意識障害、咳 [肺塞栓症、深部静脈血栓症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については、薬を受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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