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コントミン糖衣錠12.5mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 コントミン糖衣錠12.5mg
主成分 クロルプロマジン塩酸塩
分類名称 精神神経用剤
剤形 黄色の錠剤、直径7.4mm、厚さ4.7mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 神経伝達物質であるドパミンおよびセロトニンの受容体を遮断する作用があり、不安や緊張をやわらげ、気分を安定させます。
通常、統合失調症、躁病、神経症による不安・緊張・抑うつ、悪心・嘔吐、しゃっくり、破傷風に伴う痙攣の治療や、麻酔前、催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。脳障害(脳炎、脳腫瘍、頭部外傷後遺症など)の疑いがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 統合失調症、躁病、神経症による不安・緊張・抑うつ:通常、成人は主成分として1日50~450mgを数回に分けて服用します。
    上記以外の疾患:通常、成人は主成分として1日30~100mgを数回に分けて服用します。
    いずれの場合も治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。この薬は1錠中に主成分12.5mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコール(飲酒)は薬の作用を強めることがありますので注意してください。
  • 有機リン系殺虫剤に接触すると、その毒性が強まり、縮瞳(瞳孔が小さくなる)、徐脈(息切れ、めまい、疲れやすい)などの症状があらわれることがありますので注意してください。
  • 副作用 副作用として、血小板減少性紫斑病(発熱、けん怠感、あおあざができる)、過敏症状、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱(37.5℃以上)、手足の震え、筋肉のこわばり [悪性症候群]
  • めまい、動悸、胸痛・胸部不快感 [突然死、心室頻拍]
  • のどの痛み、発熱、鼻血・歯ぐきの出血 [再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、白血球減少]
  • お腹がはる・腹痛、便秘、吐き気・嘔吐 [麻ひ性イレウス]
  • 口、舌、あごなどの不規則なもぐもぐ運動、目が上を向く、首がねじれて突っ張る [遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 精神神経用剤
    同じ成分の薬を探す クロルプロマジン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 田辺三菱製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳2,9965~9歳1,523
    10~14歳27,26010~14歳19,087
    15~19歳69,37915~19歳92,985
    20~24歳142,29420~24歳223,594
    25~29歳265,55025~29歳434,692
    30~34歳430,35130~34歳572,602
    35~39歳628,66435~39歳805,519
    40~44歳973,01140~44歳1,116,562
    45~49歳1,152,50645~49歳1,330,205
    50~54歳1,045,46650~54歳1,120,353
    55~59歳785,92055~59歳946,515
    60~64歳625,53960~64歳728,998
    65~69歳663,71165~69歳812,232
    70~74歳539,03870~74歳647,590
    75~79歳472,44775~79歳667,207
    80~84歳398,35180~84歳650,672
    85~89歳286,45885~89歳557,736
    90歳以上132,91290歳以上423,309