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ソラナックス0.4mg錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ソラナックス0.4mg錠
主成分 アルプラゾラム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の割線入りの錠剤、長径9.1mm、短径5.6mm、厚さ3.2mm
商品画像
製薬会社 ヴィアトリス製薬株式会社
効能 気持ちを落ち着かせ、不安や緊張をやわらげ、ゆううつな気分を改善させるベンゾジアゼピン系薬剤です。
通常、心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症、心障害、肝機能障害、腎機能障害、呼吸障害(呼吸不全)、脳に器質的障害がある、食事または栄養を十分にとれていない。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として0.4mg)を1日3回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、増量する場合は、1日最高用量を6錠(2.4mg)として徐々に増量し、3~4回に分けて服用します。高齢者は1回1錠(0.4mg)を1日1~2回の服用から開始し、増量する場合でも1日3錠(1.2mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠くなったり、注意力・集中力・反射運動能力などが低下することがありますので、車の運転などの危険を伴う機械操作は避けてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒はひかえてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、傾眠、めまい・ふらつき、頭痛、脱力感・けん怠感、口渇、吐き気・嘔吐、便秘、腹痛・腹部不快感、食欲不振、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • (中止により)けいれん発作、錯覚や幻覚を伴う軽い意識障害、手足の震え [依存性、離脱症状]
  • 意識が乱れ正常な思考ができなくなる、考えがまとまらない、幻覚 [刺激興奮、錯乱]
  • 呼吸が浅く速くなったり、呼吸をしにくい、息苦しい [呼吸抑制]
  • かゆみ、じんま疹、顔がほてって赤くなる [アナフィラキシー]
  • 体がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す アルプラゾラム
    同じ製薬会社の薬を探す ヴィアトリス製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳18,69010~14歳28,948
    15~19歳117,72715~19歳199,907
    20~24歳303,15120~24歳622,071
    25~29歳704,57425~29歳1,374,448
    30~34歳1,618,38130~34歳2,769,377
    35~39歳2,810,02935~39歳4,528,903
    40~44歳4,320,42740~44歳6,791,336
    45~49歳5,183,59445~49歳8,244,956
    50~54歳5,131,92850~54歳7,625,595
    55~59歳4,245,47255~59歳6,517,699
    60~64歳3,164,18760~64歳5,795,245
    65~69歳3,273,98365~69歳7,414,028
    70~74歳3,071,98870~74歳8,279,796
    75~79歳2,888,68375~79歳8,780,888
    80~84歳2,419,08180~84歳7,889,389
    85~89歳1,396,41985~89歳5,218,486
    90歳以上522,68490歳以上2,487,211