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バキソカプセル10

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 バキソカプセル10
主成分 ピロキシカム
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 不透明な淡かっ色のカプセル剤、長径15.7mm、短径5.9mm
商品画像
製薬会社 富士フイルム富山化学株式会社
効能 プロスタグランジン(炎症を起こしたり痛みを増強する物質)の産生を抑制することにより、炎症や痛みをやわらげる作用(消炎、鎮痛)があります。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群の消炎・鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、高血圧症、アスピリン喘息またはその既往歴、出血傾向、気管支喘息、潰瘍性大腸炎、クローン病
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回2カプセル(主成分として20mg)を1日1回食後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状などによって適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、胃痛、腹痛、胃部不快感、腹部不快感、むくみ、吐き気、嘔吐、発疹、食欲不振、胃もたれなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腹痛、嘔吐、吐血・下血 [消化性潰瘍、胃腸出血]
  • 顔が青白くなる、冷汗、息切れ [ショック、アナフィラキシー]
  • 皮膚の赤い発疹、水疱、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 全身倦怠感、発熱、鼻血・歯ぐきの出血 [再生不良性貧血、骨髄機能抑制]
  • むくみ、尿量減少、血のまじった尿 [急性腎障害、ネフローゼ症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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