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テオドール錠100mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 テオドール錠100mg
主成分 テオフィリン
分類名称 気管支拡張剤
剤形 白色、表面が不定形の斑点状を呈する錠剤、直径9.6mm、厚さ3.9mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 気管支の拡張、呼吸中枢の刺激などの作用により、気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、慢性気管支炎や肺気腫によるせきや痰がからむ、息苦しいなどの症状を改善します。
通常、気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、慢性気管支炎や肺気腫の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。以前にテオフィリンなどのキサンチン薬を飲んで、または注射を受けて、ショックやけいれんを起こしたり、意識を失ったことがある。12時間以内にアデノシン(アデノスキャン)を使用する。てんかん、甲状腺機能亢進、うっ血性心不全、急性腎炎がある。
    小児の場合:てんかんやけいれんを起こしたことがある。熱がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として200mg)を、小児は1回1~2錠(主成分として100~200mg)を1日2回朝および就寝前に服用します。また、気管支喘息の成人では1日1回4錠(400mg)を就寝前に服用することもできますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • かまずに、水とともに飲んでください。飲みにくい場合は割線で二つに割って飲んでください。
  • 発熱時に服用すると副作用があらわれやすくなるため、減量や中止をする場合があります。
  • 飲み忘れた場合は、2回分を一度に飲んではいけません。飲む間隔を短くするのも避けてください。副作用があらわれやすくなります。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 医師の指示を守って血液検査を受けてください。
  • コーヒーや紅茶などのカフェインを多く含むものを多飲すると、副作用があらわれることがあります。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は薬の効果を弱めることがありますので、摂取しないでください。
  • 喫煙や禁煙により薬の効果に影響を与えることがあります。
  • 小児は自覚症状をうまく伝えられないことが多いので、保護者は何か変だなと感じた場合には、すぐに、医師または薬剤師に連絡してください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、頭痛、腹痛、食欲不振、動悸などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 部分的または全身の筋肉がけいれんする、意識の低下、考えがまとまらない [けいれん、意識障害、急性脳症]
  • 手足の筋肉の痛み、しびれ、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
  • 腹痛、黒い便が出る、血を吐く、下血 [消化管出血]
  • 呼吸困難、じん麻疹、顔色がそう白になる [アナフィラキシーショック]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 気管支拡張剤
    同じ成分の薬を探す テオフィリン
    同じ製薬会社の薬を探す 田辺三菱製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳92,5035~9歳61,501
    10~14歳292,93710~14歳186,853
    15~19歳152,60115~19歳132,203
    20~24歳110,92320~24歳134,370
    25~29歳150,36625~29歳179,324
    30~34歳219,29330~34歳272,763
    35~39歳306,43035~39歳426,131
    40~44歳414,55840~44歳675,589
    45~49歳528,05745~49歳869,841
    50~54歳555,61450~54歳998,830
    55~59歳607,29655~59歳1,029,983
    60~64歳749,39360~64歳1,163,359
    65~69歳1,189,22065~69歳1,634,091
    70~74歳1,729,06370~74歳1,950,090
    75~79歳2,456,99275~79歳2,718,976
    80~84歳2,520,05480~84歳2,913,851
    85~89歳1,878,82585~89歳2,281,872
    90歳以上870,00890歳以上1,632,938