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レルパックス錠20mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レルパックス錠20mg
主成分 エレトリプタン臭化水素酸塩
分類名称 血管収縮剤
剤形 だいだい色の錠剤、直径6.3mm、厚さ3.0mm
商品画像
製薬会社 ヴィアトリス製薬株式会社
効能 頭蓋内の拡張した血管を収縮させ、その血管周囲の炎症を抑えることにより、片頭痛の痛みを改善します。
通常、片頭痛の治療に用いられます。片頭痛があらわれた時に飲み、予防的に飲む薬ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞の既往歴、虚血性心疾患、異型狭心症(冠動脈攣縮)、脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往、末梢血管障害、高血圧症、肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(エレトリプタンとして20mg)を片頭痛の痛みが起こったときに服用します。効果が不十分な場合は、前回の服用から2時間以上の間隔をあけてもう1錠(20mg)追加服用できます。また、1回1錠(20mg)で効果が不十分であった場合には次回の片頭痛発現時から1回2錠(40mg)に増量されますが、1日の総服用量は2錠(40mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 効果がまったくない場合は、その頭痛発作に対して、更にこの薬を飲まないでください。その頭痛は片頭痛でない可能性があります。必ず再度医師に診察してもらい、頭痛の原因について確定診断をしてもらうことが必要です。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 片頭痛あるいはこの薬により眠くなることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械操作などはしないでください。
  • グレープフルーツジュースは、この薬の作用を強めることがありますので、避けてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品は、この薬の作用を弱めることがありますので、避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、めまい、眠気、頭痛、熱感、吐き気、口内乾燥、疲労、のどがしめつけられる感じなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、じんま疹、呼吸困難 [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
  • 動悸、胸の痛み・圧迫感・狭窄感、冷汗 [不整脈、狭心症または心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状]
  • 全身または局所の筋肉の突っ張り・震え、意識障害、逆行性健忘 [てんかん様発作]
  • 脈拍数の増加(100/分以上)(動悸、胸部不快感などを伴う) [頻脈(WPW症候群における)]
  • 頭痛が悪化する、頭痛の改善がみられない [薬剤の使用過多による頭痛]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血管収縮剤
    同じ成分の薬を探す エレトリプタン臭化水素酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す ヴィアトリス製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳19,97010~14歳30,568
    15~19歳31,52615~19歳72,174
    20~24歳17,68220~24歳73,918
    25~29歳26,04625~29歳123,595
    30~34歳39,54830~34歳202,950
    35~39歳61,61935~39歳328,394
    40~44歳90,43440~44歳505,658
    45~49歳103,31245~49歳587,756
    50~54歳85,66850~54歳487,256
    55~59歳58,80855~59歳319,379
    60~64歳31,41460~64歳186,597
    65~69歳15,33665~69歳116,662
    70~74歳12,42970~74歳71,202
    75~79歳13,18275~79歳55,304
    80~84歳8,95080~84歳30,484
    85~89歳3,71985~89歳14,523
    90歳以上1,49390歳以上4,144