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ベネット錠2.5mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ベネット錠2.5mg
主成分 リセドロン酸ナトリウム水和物
分類名称 他に分類されない代謝性医薬品
剤形 白色~帯黄白色の錠剤、直径6.6mm、厚さ3.4mm
商品画像
製薬会社 武田薬品工業株式会社
効能 骨の組織を壊す細胞(破骨細胞)に作用し、骨吸収を抑制することによって、骨量を増やし、骨折しにくくします。
通常、骨粗鬆症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。食道通過障害、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道炎、低カルシウム血症、腎障害がある。服用時に30分以上立位または座位を保てない、。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日1回1錠(リセドロン酸ナトリウムとして2.5mg)を起床時に十分量(約180mL)の水またはぬるま湯とともに、噛まずになめずに服用します。服用後30分間は横にならないでください。また、服用後30分間は水以外の飲食はせず、他の薬も飲まないでください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 水以外の飲み物(カルシウムやマグネシウムなどを多く含むミネラルウォーター、牛乳、コーヒー、ジュースを含む)や食物、他の薬などと一緒に飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、その日にまだ何も食べたり飲んだりしていなければ、気が付いたときに1回分を飲んでください。すでに何かを食べたり飲んだりしていた場合は、飲まないでおき、翌日からまた飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 食事などから十分なカルシウムを摂取してください。
  • ビスフォスフォネート系薬剤による治療を受けている人に、あごの骨の壊死、あごの骨の骨隨炎が起こることがあります。この副作用の多くが、抜歯などの歯の治療に関連してあらわれているので、次の点について医師、薬剤師などから十分説明を受けてください。
    -医師と相談の上、必要に応じてこの薬を使い始める前に歯科検査を受け、できるだけ抜歯などの治療を済ませてください。
    -服用中は、ブラッシングなどで口腔内を清潔に保ってください。
    -服用中は、定期的に歯科検査をうけてください。
    -服用中に歯科を受診する際には、この薬を服用していることを歯科医師に伝えてください。
    -服用中は、抜歯などの治療をできるだけ避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、胃の不快感、吐き気、上腹部痛、便秘、消化不良、お腹がはる、胃炎、口内炎、貧血、めまい、関節痛、背部痛、骨痛、筋痛、頸部痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 胸痛・腹痛、のみ込みにくい、胸やけ、吐き気・嘔吐、黒色の便 [上部消化管障害(食道穿孔、食道狭窄、食道潰瘍、胃潰瘍、食道炎、十二指腸潰瘍など)]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振 [肝機能障害、黄疸]
  • あごの痛みや腫れ、あごのしびれ感、歯のゆるみ [顎骨壊死、顎骨骨髄炎]
  • 耳のかゆみ・熱っぽさ・違和感、耳だれ、耳の痛み [外耳道骨壊死]
  • 太ももや足の付け根の痛み、前腕の痛み [大腿骨転子下、近位大腿骨骨幹部、近位尺骨骨幹部などの非定型骨折]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 他に分類されない代謝性医薬品
    同じ成分の薬を探す リセドロン酸ナトリウム水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 武田薬品工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳0
    30~34歳030~34歳3,586
    35~39歳2,43435~39歳2,245
    40~44歳2,07340~44歳5,704
    45~49歳4,19645~49歳9,501
    50~54歳5,66650~54歳13,024
    55~59歳5,25355~59歳26,807
    60~64歳6,52760~64歳53,847
    65~69歳14,67465~69歳142,277
    70~74歳21,73070~74歳257,802
    75~79歳29,50975~79歳469,288
    80~84歳35,57580~84歳611,198
    85~89歳29,69385~89歳568,348
    90歳以上18,93690歳以上366,233