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カプトプリル錠12.5「SW」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 カプトプリル錠12.5「SW」
主成分 カプトプリル
分類名称 血圧降下剤
剤形 白色の錠剤、直径6.0mm、厚さ2.4mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害して、血管を収縮させる物質であるアンジオテンシンIIの生成を抑えることにより、血圧を下げます。
通常、本態性高血圧症、腎性高血圧症、腎血管性高血圧症、悪性高血圧の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血管浮腫の既往歴、アフェレーシス(吸着器を用いた不要成分除去治療)施行中、血液透析施行中
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1~2錠(主成分として12.5~25mg)を1日3回服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、重症の場合は1日12錠(150mg)まで増量されることもあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧低下により、めまい、ふらつきがあらわれることがありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、貧血、発疹、かゆみ、蕁麻疹、光線過敏症、味覚の異常、食欲不振、吐き気・嘔吐、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、顔・舌・のどの腫れ、蕁麻疹 [血管浮腫]
  • 全身倦怠感、歯ぐきや皮下の出血、のどの痛み [汎血球減少、無顆粒球症]
  • 尿量の減少、顔や全身のむくみ、頭痛 [急性腎不全、ネフローゼ症候群]
  • 手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺 [高カリウム血症]
  • 全身の皮膚や粘膜に生じる大小の水ぶくれ、破れやすく赤むけとなる、全身の激しいかゆみ [天疱瘡様症状]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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