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ジスロマックカプセル小児用100mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジスロマックカプセル小児用100mg
主成分 アジスロマイシン水和物
分類名称 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの
剤形 だいだい色/淡黄白色のカプセル剤、直径5.6mm、長さ15.7mm
商品画像
製薬会社 ファイザー株式会社
効能 マクロライド系抗生物質で、病原細菌の蛋白合成を阻害することによって抗菌作用を示します。
通常、呼吸器感染症、中耳炎などの治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、心疾患がある。薬を飲んで、ショック(じんましん、むくみ、胸苦しさ、顔面が青白くなる、冷汗、息苦しさなど)の症状を起こしたことがある。本人または家族がじんましん・喘息などのアレルギー体質である。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、小児は体重1kgあたりアジスロマイシンとして10mg(力価)を1日1回、3日間服用します。ただし、1日量は成人の最大服用量500mg(力価)を超えません。本剤は1カプセル中にアジスロマイシンとして100mg(力価)を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1日以内に気がついた場合であれば、気がついた時点で1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合、聴力障害(声や音が聞こえづらい、耳がつまる感じ、耳鳴り)があらわれる可能性があります。いくつかの症状が同じような時期にあらわれた場合は、ただちに医師に連絡してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 本剤を服用中および服用終了後に、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群が疑われる症状[発疹に加え、粘膜(口唇、眼、外陰部)のびらんあるいは水ぶくれなどの症状]があらわれた場合には、服用を中止し、ただちに医師に連絡してください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、腹部不快感、腹部膨満、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、喘鳴(ヒューヒュー音)、顔や唇のむくみ・のどの腫れ [ショック、アナフィラキシー]
  • 発疹、粘膜のびらん・水ぶくれ、高熱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全]
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、のどの渇き [急性腎障害]
  • 腹痛、頻回の下痢、血便 [偽膜性大腸炎、出血性大腸炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの
    同じ成分の薬を探す アジスロマイシン水和物
    同じ製薬会社の薬を探す ファイザー株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳119,1095~9歳107,791
    10~14歳173,80110~14歳166,000
    15~19歳3,69115~19歳8,454
    20~24歳020~24歳1,467
    25~29歳025~29歳1,488
    30~34歳030~34歳1,539
    35~39歳035~39歳1,611
    40~44歳040~44歳1,227
    45~49歳045~49歳1,005
    50~54歳050~54歳0
    55~59歳055~59歳0
    60~64歳060~64歳0
    65~69歳065~69歳1,239
    70~74歳070~74歳1,227
    75~79歳075~79歳1,611
    80~84歳080~84歳1,613
    85~89歳085~89歳1,413
    90歳以上090歳以上0