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インフリーSカプセル200mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 インフリーSカプセル200mg
主成分 インドメタシン ファルネシル
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 淡橙色のカプセル剤、長径13.1mm、短径8.1mm
商品画像
製薬会社 エーザイ株式会社
効能 胃腸障害の少ない化合物のまま消化管から吸収され、炎症部位に移行し、炎症部位で有効な成分インドメタシンを遊離して炎症をしずめ、腫れや痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群などの消炎・鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、高血圧症、膵炎、アスピリン喘息またはその既往歴がある。トリアムテレン(トリテレン)を飲んでいる。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1カプセル(主成分として200mg)を1日2回朝夕の食後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬を空腹時に飲むと薬の吸収が低下しますので、必ず食後または牛乳などとともに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠くなることや、めまいがすることがありますので、自動車の運転など危険をともなう機械の操作は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、かゆみ、紅斑、胃部不快感、胃痛、腹痛、食欲不振、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、顔面蒼白、めまい、冷や汗 [ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 胸痛や腹痛、黒色便や血便、排便の停止、吐き気や嘔吐、発熱 [消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、出血性大腸炎、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎]
  • 貧血、発熱、歯肉出血や皮下出血 [再生不良性貧血、溶血性貧血、白血球減少、血小板減少]
  • 発熱、広範囲の平らな赤い発疹、眼や口の中、陰部のただれ [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
  • 呼吸困難、喘鳴 [喘息発作]
  • 全身のむくみ、尿量の減少、筋力の低下 [急性腎不全、ネフローゼ症候群、高カリウム血症]
  • 吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 意識を失う、意識の混乱 [昏睡、錯乱]
  • 月経以外の性器からの出血 [性器出血]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。湿気によりカプセルが軟化することがあります。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄する場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 解熱鎮痛消炎剤
    同じ成分の薬を探す インドメタシン ファルネシル
    同じ製薬会社の薬を探す エーザイ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳2,52010~14歳2,389
    15~19歳9,01515~19歳9,441
    20~24歳8,96320~24歳12,431
    25~29歳15,24425~29歳17,993
    30~34歳24,75530~34歳26,425
    35~39歳37,82735~39歳47,526
    40~44歳58,56440~44歳79,124
    45~49歳74,29445~49歳117,652
    50~54歳84,91650~54歳171,786
    55~59歳118,25255~59歳209,827
    60~64歳140,26160~64歳244,783
    65~69歳174,03465~69歳353,696
    70~74歳172,60870~74歳389,178
    75~79歳178,03975~79歳428,066
    80~84歳133,15480~84歳394,333
    85~89歳76,17285~89歳276,378
    90歳以上33,39290歳以上136,798