お薬検索
P-チェック・LH クリアリー
基本情報
商品名 | P-チェック・LH クリアリー |
---|---|
商品特長 | この検査薬は、尿中の黄体形成ホルモン(LH)を検出し、排卵の引き金となる大量分泌(LHサージ)をとらえる検査薬です。LHサージがおこってから、約40時間以内に排卵がおこることが知られています。排卵を予測するための方法の一つとして基礎体温が知られていますが、基礎体温と併せて検査を行うと、より排卵日の予測の補助として有用です。 |
製薬会社 | ミズホメディー |
包装単位 | 1本 |
希望商売価格(税抜) | 2800円 |
OTC医薬品分類 | 第1類医薬品 |
小児用区分 | 兼用 |
剤形区分 | その他 |
効能・効果 |
【使用目的】 尿中の黄体形成ホルモン(LH)の検出(排卵日予測の補助) |
分類 | 一般用検査薬 |
用法・用量 |
【使用方法】 ●検査のタイミング ご自分の生理(月経)周期から換算して、次の生理(月経)開始予定日の17日前から検査を開始してください。 ・生理(月経)開始日の翌日を1日目とする。 ・生理(月経)周期とは、生理(月経)が始まった日を1日目とし、次の生理(月経)開始前日までの日数です。 ・生理(月経)周期が不規則な方は最近の2~3周期の中で一番短かった周期を目安にして、次回生理(月経)開始予定日を決めてください。 ●検査開始日から、1日1回、毎日ほぼ同じ時間帯に検査をしてください。 (過去に検査をしてLHサージがうまく確認できなかった場合や、今回検査をしたところ陽性か陰性かの判定に迷う場合などには、1日2回検査を行うことで、よりLHサージをとらえやすくなります。) ●検査の手順 1.準備 ①アルミ袋からテストスティックを取り出し、先端のキャップをはずします。 ※アルミ袋は使用直前まで開封しないでください。 ②キャップをテストスティックの反対側にはめ、キャップのグリップ部を持ちます。 2.A.尿をかける または B.尿をつける A.採尿部を下に向けて、直接尿をかけます。 尿は採尿部全体にかかるように5秒以上かけてください。 ※正面から採尿部に尿をかけてください。 ※判定窓や側面へ向けて尿をかけないでください。 ※尿を40秒かけても問題がないことを確認しています。 B.または、乾いた清潔な紙コップ等に尿を採り、採尿部全体がつかるように10秒間尿につけてください。 ※採尿部のみをつけてください。 ※採尿部以外はつけないでください。 3.静置 採尿部を下に向けたままキャップをかぶせ、 平らな場所に置き、3分待ってください。 ※テストスティックの採尿部は水平より上に向けないでください。 ●判定のしかた 検査キットの判定部を以下のように判定してください。 初めて陽性になったときが、LHサージが検出されたということであり、間もなく排卵が起こるというしるしです。 (陽 性) 判定ラインの濃さが基準ラインと同等以上の場合 LHサージが検出されました。間もなく排卵がおこると予測されます。 初めて陽性になった日かその翌日が最も妊娠しやすい時期(排卵日)です。 (陰 性) 判定ラインが認められないか、判定ラインの濃さが基準ラインよりも薄い場合 LHサージが検出されませんでした。 翌日以降もほぼ同じ時間帯に陽性になるまで検査を続けてください。 (再検査) 基準ラインが認められない場合 基準ラインが出ていない場合は尿量不足等の操作上のミスが考えられます。 再度、新しい検査薬で検査を行ってください。 【使用に際して、次のことに注意してください。】 (採尿に関する注意) ・にごりのひどい尿や異物がまじった尿は、使用しないでください。 ・検査前4時間程度はできるだけ排尿しないでください。もしくは検査前の最後の排尿から検査までを毎日ほぼ同じ時間あけてください。 ・検査前に、水分を過剰にとらないでください。 ・検査前に多量の発汗を伴う運動は避けてください。 (検査手順に関する注意) ・採尿後は、速やかに検査を行ってください。尿を長く放置すると検査結果が変わってくることがあります。 ・操作は、定められた手順に従って正しく行ってください。 (判定に関する注意) ①検査初日から陽性になった場合 既に排卵された可能性があります。妊娠を望む場合は、できるだけ早く性交することで、妊娠の可能性が高まります。また、陰性に変わることが確認できるまで検査を続けてください。(確認できない場合は、③を見てください。) ②検査期間中、陰性が続く場合 早期に医師又は薬剤師に相談してください。 通常、排卵期に、本品を使用すると陽性となりますが、女性の内分泌的背景、例えば不規則な生理(月経)周期、短期LHサージ(12時間以内)などの原因で、まれに陽性とならないことがあります。 ③検査期間中、陽性が続く場合 早期に医師の診療を受けてください。 妊娠、分娩後、流産後、胞状奇胎・絨毛癌等の絨毛性疾患、人工妊娠中絶後、あるいは不妊治療のための薬剤投与、内分泌障害、閉経期などでは、排卵と無関係に陽性が続く場合があります。 ④検査をし、その都度陽性を確認した上で適切な時期に性交しても6周期以上妊娠しない場合 妊娠しにくい原因は排卵に関する問題だけではありません。できればパートナーと一緒に医師に相談してください。ただし30歳代後半以上の方、結婚後妊娠できない期間が長い方、早期の妊娠をご希望の方は早めに受診することをお勧めします。 |
成分・分量 |
1テストスティック中 ハプテン結合マウスモノクローナル抗LH抗体 57 ng マウスモノクローナル抗LH抗体結合金コロイド 3.6μg ヤギポリクローナル抗ウサギ免疫グロブリン抗体 0.4μg ウサギ免疫グロブリン結合金コロイド 0.16μg なし |
保管及び取り扱い上の注意 |
【保管及び取扱い上の注意】 ①小児の手の届かない所に保管してください。 ②直射日光を避け、湿気の少ない所に保管してください(1~30℃)。 ③冷蔵庫内に保管しないでください。冷蔵庫への出し入れにより結露を生じ、検査結果に影響を与える おそれがあります。 ④品質を保持するために、他の容器に入れ替えないでください。 ⑤アルミ袋は使用直前に開封してください。 ⑥使用期限の過ぎたものは使用しないでください。 ⑦他の製品との混合使用はしないでください。 ⑧採尿部を直接手で触らないでください。 |
してはいけないこと |
本品は、避妊目的に設計されておらず、検査結果が陰性であっても確実に避妊できるものではないので、避妊の目的で用いてはいけません。 (本品は、排卵日予測の補助を目的とした検査薬であり、避妊目的には使用できません。性能上確実に排卵日を特定できるわけではありません。避妊法(経口避妊薬の服用等)を行っている人は検査を行わないでください。) |
相談すること |
①次の人は、使用前に医師に相談してください。 不妊治療を受けている人 通常の性交を継続的に行っても1年以上妊娠しない人 生理(月経)周期が極端に不順又は経血量が異常など月経異常がある人 ②検査期間中、陰性が続きLHサージが確認できない場合は、早期に医師又は薬剤師に相談してください。 ③この説明書の記載内容で分かりにくいところがある場合は、医師又は薬剤師に相談してください。 |
その他の注意 |
【検査時期に関する注意】 ・1日1回検査をする場合: 1日1回毎日ほぼ同じ時間帯に検査してください。 ・1日2回検査をする場合: 1日2回(例えば朝夕)検査をしてください。 ・毎日ほぼ同じ時間帯に検査してください。 【廃棄に関する注意】 ・廃棄の際は尿の付着したもの、あるいはプラスチックゴミとして各自治体の廃棄方法に従って廃棄してください。 |
同じ薬効の薬を探す | 一般用検査薬 |
同じ製薬会社の薬を探す | ミズホメディー |
※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。