冬は寒くて運動も避けがちでダイエットが難しい季節ですが、暖かくなったと思ったら薄着のシーズンになるのもあっという間。後悔しなたくない、早いうちから対策をしたいというあなたのために、冬のダイエットのコツ、教えます。
クリスマスや忘年会、新年会などが重なり、ついつい食べ過ぎてしまう冬の時期。寒くて運動も避けがちなので、ダイエットが難しい季節だと言えます。とはいえ、暖かくなる春先を迎えれば、あっという間に薄着のシーズンです。後悔しないためにも、早いうちから手を打っておきましょう。
冬のダイエットとして目を向けたいものの一つに、冷えの問題があります。体が冷えると血流が悪くなり、手足がむくんで、体型の変化や体重の増加が起きてしまいます。重ね着による体温調節とともに、冷えに良いとされる温かい食べ物や運動、入浴などは、それ自体がダイエットにも効果的なので、ぜひ実践しましょう。
温かい食べ物と言えば、冬は特においしく感じるのが鍋やスープです。水分で満腹感が得られるので、食事の初めのほうで口にすれば、食べ過ぎ予防にもなります。野菜を多く食べることができ、調理の過程で流れてしまいやすい、水溶性ビタミンを摂れるのもうれしいところです。味付けのバリエーションも豊富で飽きにくく、唐辛子や生姜を使えば、体の新陳代謝を高める効果も期待できます。特に旬の食材は、栄養が豊富で味が良いと言われています。ただし、食べすぎには気をつけ、鍋の場合はシメの雑炊や麺は控えるようにすると良いでしょう。
かぶ、カリフラワー、ごぼう、小松菜、大根、長ネギ、にんじん、白菜、ブロッコリー、ほうれん草、山芋、百合根、れんこん
エビ(養殖)、カニ、タラ、ヒラメ、ブリ、マグロ
…など
寒さのせいで運動をする気が起きないという場合は、運動不足を解消するために、せめて室内でストレッチをするよう心掛けましょう。基礎代謝を高めるには、筋力トレーニングで筋肉をつけるのが有効です。外出は必要となるが、屋内での運動として、スポーツジムや温水プールに通うのも良いでしょう。
外で運動ができるようであれば、ジョギングやウォーキングなどをしても良いでしょう。ただし、冬に屋外で運動をする時は、注意すべき点がいくつかあります。
体が十分に温まっていない状態で急に運動を始めると、肉離れなどのケガを招くことがあります。必ず準備運動をしてから始めましょう。終えた後も、翌日に疲れを残さないために、ストレッチなどの整理運動をしましょう。
運動を始める前は寒いのですが、始めると途端に暑くなります。薄い服の重ね着や手袋、ニット帽など、しっかりと防寒対策ができ、かつ体温の調節がしやすい服装で出掛けましょう。
雪が降っている時や、霜が降りている時、地面が凍結している時は滑って転倒しやすく、非常に危険です。運動は続けることが大切とはいえ、ケガをしてしまっては元も子もありません。無理をせず、休むようにしましょう。
冬季オリンピックのテレビ中継などで目にすることが多く、冬のレジャーの定番とも言えるスキーやアイススケートも、十分な運動となります。意外かもしれませんが、スキーやアイススケートの消費カロリーは、ジョギングや、遊びとして楽しむテニスやサッカーと同じ程度とされています。ケガには十分に気をつけて、冬ならではの運動として始めてみても良いでしょう。