キンキンに冷えたビールが好きという人も多いようですが、冷やして飲むのはほどほどに。ビールが美味しく飲める適温、注ぎ方、そして美味しいビールを飲むポイントをご紹介します。
キンキンに冷えたビールが大好き、という人も少なくありません。しかし、ビールは冷えていればいいというものではなく、ちょうどいい温度があります。「どうしても、凍りそうなほど冷えたのがいい!」という人はもちろんお好みの温度でいいのですが、念のため、美味しく飲める温度はこのくらいです。
夏季 | 5~8℃ |
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冬季 | 8~10℃ |
注ぎ方によって、ビールの美味しさは違ってきます。そこで誰にでも美味しく注げるポイントを挙げてみましょう。
本当に美味しいビールを飲みたいのなら、グラスにも気を使いたいものです。
底が平たいと、最初に注がれたビールが底にあたって衝撃を受け、グラスの中で踊ってしまいます。丸いとくるりと回転するようにビールが注がれるため、ほかとの衝撃が少なくなるのです。
また、ピルスナーグラスは、ホップをふんだんに使ったドイツやチェコのビールなど香りを楽しむときにはいいのですが、日本のビールはホップをおさえる傾向にあるため、日本のビールを飲むときには適していません。
美味しいビールを飲むポイントはやっぱり鮮度。いくら「賞味期限以内だから」といっても、時間が経てば経つほど味は落ちます。ビール工場でできたてのビールを飲んでみると、その違いにびっくりするほどです。
ちなみに、賞味期限が切れたビールはすぐにダメ、ということはありませんが、風味や成分などが変わってくる恐れがあるため、早めに飲んだ方がいいでしょう。ビールは鮮度が命なのです。