薄着や水着になるときに自信をもてるように、常日頃から筋肉を鍛え、体力をつけておきましょう。それは、決して見かけを良くするだけではなく、健康にとっても大切なことです。
「私は健康で、病気ひとつしたことありません!」と胸を張って言えるなら、とても立派だ。でも、そんな人が駅のホームへの階段を急いで昇っただけで、息切れしてしまうことも少なくない。反対に、どんなに力持ちでもなにか持病を持っていることもある。つまり、健康な人が必ず体力があるとは限らない。
もし、「体力なんて、なくても平気。健康でさえあれば…」と思っているなら大間違い。体力が衰えていると、さまざまな病気を招くことになる。
体力とは、大きく分けて2つ。
普通、体力というと「行動力」のことを指すことが多いが、行動力がつけば抵抗力もつけることができる。ストレスにも打ち勝つ強い力をつけることができ、病気に負けない体をつくることができる。
そのために、筋肉を鍛え、体力をつける必要がある。
しばらく使わないと筋肉はあっというまに萎縮してしまう。
もちろん、衰えるのは筋肉だけではない。
「筋力トレーニング」というと、すぐに「ムキムキマンになる!」なんて、想像するかもしれない。でも、そんなことはない。
前述の通り、筋肉トレーニングなどの運動は、筋力を鍛えるだけではなく、骨や心臓、肺、血管などを確実に丈夫にする。その結果、現代病として注意されている生活習慣病の予防になる。
特に、筋力は日常生活にかかる負荷だけではなく、ある一定の刺激を与えなければ向上しない。
あくまでも、ボディビルダーのようなムキムキな体をつくることが目的ではないのだ!