もしも、めまいを感じたら?まず、横になって休むことです。休んでも治まらなければ、病院で診察してもらいましょう。その際の手助けとして、めまいが起きた際にメモしておきたいポイントをまとめました。
まず、横になって休むことです。左右どちらかを下にしてめまいがひどくなるようなら仰向けに寝ましょう。休んでいてもめまいが治まらないようであれば、近くの内科か耳鼻科で診察してもらいましょう。
めまいが少し治まってきたら、天井や壁などを見てください。模様が揺れて見えないか、揺れて見える場合にはその揺れ方などをチェックしておきましょう。
病院で診察を受ける時には、めまいが治まっていることが多く、問診でその症状を詳しく尋ねられることがあります。そこで、次のような点をメモしておくことをおすすめします。
めまい外来のある病院が近くにあるならそこへ行きましょう。なければ、めまい以外の症状によって受診する科を判断します。
車や電車など乗り物に乗ると、めまい、吐気、顔面蒼白、冷や汗、生あくびなどの症状が出る人がいます。これは、ある本によると「乗り物の動きに反応する、主に前庭器官と視覚の2つの感覚系の間の調節がうまくいかないために起こる、不愉快な運動の錯覚である」のだそうです(「めまいを治す」神崎仁著 慶應義塾大学出版会)。
つまり、眼で見ているものと体が感じる揺れとの調節がうまくいっていません。
乗り物に酔いやすい人は、次のようなポイントを覚えておくといいでしょう。
参考文献:「めまいを治す」 神崎仁著 慶應義塾大学出版会