関節の機能が徐々に障害される関節リウマチでは、リハビリテーションも重要だ。
日常生活に不便を感じていない状態であっても、リハビリテーションを毎日続けることによって、関節の動きや筋力の低下、変形を防ぐことができる。また、血行を促すため、痛みをやわらげる効果も期待できるのだ。
医師や理学療法士などの指導のもと、患者さんの状態に合ったリハビリテーションを行うことが基本だが、無理なく、マイペースでできる運動を自分で行うことも勧められている。
無理をせずに3回~10回行ってみよう。
手のひらを開き、
親指以外の指だけを、
じゃんけんの「グー」と 「パー」
のように閉じたり開いたりする。
手首を反対の手でつかみ、
そこを軸にして曲げたり、
戻したりする。
肘と反対の手でつかみ、
そこを軸にして曲げたり、
おろしたりする。
1. 椅子に座る。
2. 両方のかかとを一緒に
上げたり下ろしたりする。
3. 両方のつま先を一緒に
上げたり下ろしたりする。
4. 両方の足首を外側と
内側に回す。
1. 椅子に座る。
2. 片方の足をゆっくり上げ、
その状態をキープする。
(5 - 10秒)
3. 足をゆっくり降ろし、
反対の足を同様に行う。
1. 前を見たままあごをひく。
その状態をキープする。
(3秒)
2. ひいたあごを元に戻す。
3. 首を上に向かって
ひきあげるように伸ばす。