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- 過活動膀胱(OAB)という病気を知っていますか?アンケート詳細
■アンケート対象■
回答場所:浅草寺前、二子玉川
回答者数:浅草 100名(男性40名・女性60名)、二子玉川 100名(男性17名・女性83名)
浅草
二子玉川
過活動膀胱という病名については、知らない、聞いたこともないという方が圧倒的に多く見られました。 スタッフが過活動膀胱について説明をすると、「もしかして私も?」「友人にそういう人がいる」という声も。「将来自分がそういう病気になったら嫌だ」という方が多く、治療薬があることを紹介すると、皆さん一様に安心の表情を見せておられました。
浅草
二子玉川
浅草、二子玉川の両地点ともに、約3人に1人がトイレの回数が多いという結果となりました。街頭での調査だったこともあり、急にはトイレの回数を思い出せないのか目をつむり指折り数えて答えてくださった方も。「日頃から健康チェックのために、トイレの回数は記録しておいた方が良いわね」という意見も聞かれました。
尿意切迫感について男女別・年代別に回答をみたところ、女性より男性の方が、我慢が難しいという結果となりました。街頭では「突然行きたくならないよう、外出前に必ず自宅でトイレに行く」「長距離バスに乗るときは、必ずトイレを済ませてから」という女性が多く、女性にはトイレに関し計画性をもって行動する人が多い印象を受けました。それが、今回の男女差となって現れたのかもしれません。
さらに年代別でみると、年齢が上がるにつれて尿意切迫感を感じる人が増えることがわかります。
自由回答のうち、圧倒的に多かったのは「自宅のトイレ」。
男女や年齢の区別なく、「やはり家のトイレが一番落ち着く」という方が多く見られました。トイレの回数が気になる人にとっては、自宅のトイレはいつでもすぐに行けて安心感もあるのでしょう。
その次にデパートやホテルなど、高級感のある施設のトイレという回答が目立ちました。ポイントは広さ、清潔さ。日常を忘れさせてくれる豪華さも、好まれる理由のひとつでしょう。区役所や駅改札近くを挙げる方もいて、「トイレに行くなら、あそこで」と決めているのかも。なかには、海外のホテルの階数まで細かく思い出してくれた方もいました。心地よいトイレは、旅のちょっとした思い出にもなるのでしょう。
また、「和式」V.S.「洋式」では、足腰が楽という点で圧倒的に洋式に軍配が上がりました。一部では「洋式は太腿がつくので不潔感がある」「ボタン操作が分かりづらい」という和式派の声もありましたが、回答者からは「年をとってから足が悪くて」という声が多く聞かれ、高齢化とともに洋式が普及してきた背景が納得できました。
実際におしっこの回数が多く突然の尿意にお困りの方は、どのような悩みを抱えているのでしょうか?ファイザー社の調べによると、「睡眠不足」「常にトイレのことを気にかけるのが煩わしい」「外出・旅行がおっくう」など、日常生活に大きな不便を生じ、ストレスを感じていることがわかります。他人に相談しづらい悩みだけに、精神的に大きな負担となっているのでしょう。
※この調査は、2007年4月に40歳以上の男女900名を対象にしたWEB調査の回答を集計したものです。