「糖質・脂質カット」「便秘解消ダイエット」「水太り・むくみ解消ダイエット」という目的別に効果的な成分をご紹介。ただし、あくまでも補助的に利用するものであることをお忘れなく。
ダイエットをする前に、「自分はどうして太るのか」についてじっくり考えてみることも大切。周りの人が「○○が効いた」とすすめても、あなたの太る原因がその人と異なれば不要かもしれないからだ。食品を利用したダイエットは無数にあるが、よく見るとそれぞれ目的が異なることがわかる。ただし、「これに頼っていればやせられる」という考え方はダイエットの大敵。あくまでも補助的に利用するものであることをお忘れなく。
高カロリー食品の代表ともいえる「甘いもの」と「脂っこいもの」。カロリーコントロールをしているときは、これらの食べ物はなるべく控えめにすること。しかし、食べたい気持ちをがまんすると、ストレスがたまり食への欲求がますます抑えられなくなることもある。そんなときには、糖分・脂肪分が体に吸収されて体脂肪として蓄積する前に、カットしてしまうことも有効な方法。
ガルシニア・カンボジア | ハイドロキシクエン酸によりブドウ糖が脂肪に変換されるはたらきを抑える |
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ギムネマ・シルベスタ | ギムネマ酸が小腸内でのブドウ糖の吸収を抑制する、甘味を感じにくくする |
バナバ | コロリン酸が血糖値の上昇を抑え、マグネシウムなどの豊富なミネラルが糖分の代謝を助ける |
グァバ | グァバ葉ポリフェノールが血糖値の上昇を抑える。ビタミンCも豊富 |
キチンキトサン | 食物繊維のなかでは唯一プラスイオン。胆汁酸やリン脂質と食品の脂肪が混ざり合ったマイナスイオンの油滴を腸内で吸着し、排泄する |
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パパイヤ | パパイン酵素が脂肪を分解して溶かす。たんぱく質も分解するため、アミノ酸の吸収をよくする |
便秘はダイエットの大敵。便秘体質の人は同時に肥満に悩むことも多く、便秘と肥満は密接な関係にある。便秘の原因として代表的なのは、運動不足、脂質の多い食品の摂り過ぎ、ストレスなど。規則正しい生活、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動、起床時にコップ1杯水を飲むなどの工夫で効果的に便秘を解消しよう。また、便秘解消によい食品を摂ることも大切。
食物繊維 | ペクチンやコンニャクマンナンなどの水溶性の食物繊維と、セルロースやリグニンなどの難溶性の食物繊維を両方摂ると効果的 |
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乳酸菌 | 乳酸菌が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を悪くする悪玉菌を少なくする |
オリゴ糖 | ビフィズス菌の栄養分となり、腸内環境の改善を助ける。糖質ではあるが、カロリーとして吸収されないため、甘味料としては最適 |
最近、すいかやぶどうやキウィーなどのフルーツを食べるようにしたら便秘が治りました♪
食物繊維が豊富だからでしょうか、ぜんざいにしてお椀一杯食べるだけでも、すぐお通じがあります。
私は便秘にはあまり詳しくないんですが、毎日食べてるオリゴ糖のシロップは、便秘にかなり効果てきめんみたいですよ! あとにがりも便秘にいいとか。よろしかったら、お試しくださいませ(^^)
アルコールを飲んだ日や夜中に飲食した日の翌朝、顔がパンパンにむくみ、「太ったかも?」と心配したことはないだろうか。また、1日中同じ姿勢で仕事をしていると、夕方には下半身がパンパンにむくんで、ズボンや靴がきつく感じられた経験のある人も多いはず。
むくみは、体の水分が順調に排出されず、皮下組織にたまってしまった状態。過剰な体脂肪はついていなかったとしても、見た目に太って見えてしまう。下半身太りを気にしてダイエットをはじめたという人も多いだろう。むくみには、筋力不足や基礎代謝力の低下、血行不良などが関係している。
さらに、むくみを放っておくと、基礎代謝が上がらない分、脂肪もたまりやすく肥満の原因にもなってくるので要注意だ。
また、お尻から足にできるでこぼこした脂肪のかたまりであるセルライトも、皮下組織の血行不良などが原因で脂肪細胞同士がくっついてしまったもの。血行不良は冷えだけではなく、下半身太りの原因でもあるのだ。
日ごろから筋力トレーニングや血行をよくするストレッチ、入浴などを心がけたい。また、むくみを解消する食品もあるので、利用してみるのも手。
メリロート | スイートクローバーともいわれるマメ科のハーブ。バニラに似た甘い香りのする芳香性物質クマリンが血液とリンパ液の循環をよくして、体内にたまった水分や老廃物の排泄を促し、代謝アップに |
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カリウム | 体内の余分な水分と塩分を排出するミネラル。きゅうりやリンゴ、バナナ、昆布などに多く含まれる |
ダイエット中の食事は、朝昼晩の3食を規則正しく、バランスよく食べながら、1日の総カロリーをコントロールすることが大切。また、たまには好きなものも食べ、気長な気持ちで続けていくことがポイントだ。さらに、食事制限だけでダイエットを行おうとせず、運動や生活習慣の改善、ストレスの回避など、生活全体を見直すことも忘れてはいけない。
「○○でやせた」という口コミ効果に惑わされ、安易に単一食ダイエットに手を出すのは厳禁。栄養バランスを無視すると体に必要な栄養が供給されず、疲労や不眠を招くもととなってしまうからだ。
また、カロリーコントロールをしていると、体に必要なビタミン・ミネラルの供給量も少なくなるため、体に変調が起こりがち。さらに、ダイエット中のストレスで、ビタミンCなどの栄養素がどんどん消費されてしまったり、脂質カットのダイエットで脂溶性のビタミンEの吸収も阻害されてしまうなど、本人が意識しないところで栄養不足になりかねない。ダイエット中には、総合ビタミン剤、総合ミネラル剤で栄養をしっかり補い、体調管理を欠かさないことが、正しいダイエットの基本と心得よう。