食生活や普段の生活を変えてもなかなか治らない便秘もあります。そんなときは、なにか別な病気が隠れていることも…。どんな便秘のとき、病院へ行った方がいいのでしょうか?考えられる病気などをまとめました。
便秘になりやすい人は、排便できない日が続いても「よくあること」と、つい軽く考えてしまいます。しかし実際には、腸などの病気が原因で便秘になっている可能性もあります。普段の便秘と様子が異なる場合、病院で検査を受けてみましょう。
腸がつまったり、ねじれたりする。激しい腹痛が起きることもある。
大腸の内壁に腫瘍ができることで、便の通りが悪くなる。便に粘液や血液がついたり、細い便が出たりすることもある。
大腸の粘膜で炎症が繰り返し起きると、炎症の跡がコブのようになることがある。それによって腸の内側が狭くなり、便の通りが悪くなる。
直腸へ続くS字状の部分が生まれつき長いため、便秘になりやすい。
検査の結果、特に異常がなければ、やはり生活習慣の改善が便秘の解消には欠かせない。適度な運動と、水分と食物繊維の摂取を心がけたい。
便秘薬を使う場合も、生活習慣の改善は並行して続けよう。
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