疾患・特集

美容と健康のモト「いちご」

いちごはビタミンCの宝庫ともいわれています。美容や健康にはもちろん、喫煙者の ビタミンC補給にも。風邪に効くいちご酒の作り方も紹介します。

ビタミンCの量はみかんに勝る

おいしい「いちご」の見分け方

ビタミンCには、血管などを柔軟に保ち、肌などの老化を防ぐ効果がある。このほか、発がん物質ががん遺伝子を目覚めさせる作用(酸化作用)をおさえるはたらきも。最近よく聞く活性酸素の害から体を守るともいわれているのだ。 いちごにはビタミンCが100g中50mgも含まれている。ビタミンCの量はみかん以上なのだ。このため、いちごを食べることで風邪の予防になるとも言われている。

たばこを吸う人は、いちごを常食したい

ある研究によると、たばこを1本吸うたびに、ビタミンCが20mg失われているという。つまり、喫煙者は、普通以上にビタミンCを補給しなくてはいけないというわけ。
いちごはカロリーが低いので、少したくさん食べても大丈夫。購入したものを冷凍庫に保存しておくことができるから、独り暮らしにもピッタリだ。
いちごの冷凍保存は、よく洗ってへたをとった後、ほんの少しグラニュー糖をまぶしておき、冷凍庫へ。食べるときは、特に解凍の必要なし。シャーベット感覚で食べられる。1日5粒(100g)程度を目安にしよう。

風邪予防に「いちご酒」

いちごはビタミンCのほか、疲労回復に効果があるクエン酸も含んでいる。このため、風邪の予防にピッタリ。ここでは、3~4日でできるいちご酒を紹介しよう。

いちご酒

■作り方

いちご酒

  • いちご200gを洗い、へたをとる
  • これを電子レンジに使える鍋などに入れ、グラニュー糖100g(少な目でもOK)、ホワイトリカー 450cc、レモンの輪切り2枚を加える
  • 2を電子レンジで4~5分温める
  • そのまま3~4日おく。お湯や水で割っていただく
公開日:2001年1月15日