大晦日の晩は、ゆっくりお風呂にでもつかって、行く年来る年に思いをはせたいもの。おせち料理の食材の残りなどをつかって、温泉気分はいかが?
おせち料理など、お正月行事に使われる食材の中には、入浴剤としても効くものがある。 お正月準備の疲れをこれで癒してみてはいかが?
食材名 | お正月料理では | お風呂では |
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ゆず | 紅白なますやお雑煮の彩り&香り付けに活用される | 輪切りにしてお湯に浮かべる。ひび、あかぎれ、腰痛や神経痛にいい。血行や代謝をよくする効果も。 |
大根葉 | 紅白なますや箸休めの漬け物などに活用 | 保温効果があり、冷え症や肩こりに効く。大根の葉を1週間ほど干し、そのまま入れる。煮出して入れることもある。 |
みかん | お正月には欠かせない果物 | 皮膚のあれや、風邪、神経痛やリウマチにいい。美容効果も。8~10個分の皮を布袋に入れてお風呂に浮かべる。干してから使うことも。みかんの皮は農薬がついていることがあるので、よく水洗いすること。 |
だいだい | 鏡もちの上にのせる小さいみかんのような果物 | ストレス解消、利尿、便秘、美容に効果アリ。大きく輪切りにしたものをお湯に入れるか、細かくきざんで布袋に入れて入浴。 |
にんにく | おせちの肉料理で使うことがあれば | 疲労回復、整腸作用。冷え症にもいい。3~4切れをスライスして電子レンジで乾燥させ、布袋に入れてお湯に。臭いが気になることもあるので、少量で試したほうがいいかも。 |
参考文献:「入浴健康法」植田理彦 ごま書房
「よく効く 薬草風呂」池田好子 家の光協会
師走のあわただしさも、1年間の気疲れも、大晦日のお風呂でさっぱり解消させたいもの。疲れがとれ、リラックスできるお風呂の入り方を紹介。なお、スポーツの直後やお腹がいっぱいのとき、酔っているときの入浴は避けること。