色々な種類のある浄水器なので、どれを選べば良いのか悩むところです。選ぶ際のポイントをまとめました。
浄水器は、値段もタイプもさまざまで、お店に行ってもどれにするか迷ってしまいますね。
手軽につけられる家庭用浄水器には、主に次の3つのタイプがあります。いずれも塩素の臭みをのぞいて、「おいしい水」にする効果があります。
それぞれの特徴を知って、どれを選ぶかは自分次第です。
いろいろなものを吸着する性質がある活性炭で、残留塩素や有機物、臭いなどを除去することができます。発がん性のあるトリハロメタンもある程度は取り除けます。
注意する点:活性炭の量と質によって、不純物の除去効率が異なるので、この点をよくチェックします。
中空糸フィルターの、1本1本の糸がホースのようになっていて、その壁面には小さな穴が数千億個もあり、まるでスポンジのようになっています。このフィルターを通過するときにサビや汚水による赤水を処理し、雑菌類も除去できるので、活性炭吸着のみのものより浄化性能が高いです。
注意する点:ろ過率が高い分、このタイプの浄水器を通すと流水量が少なくなるようです。
多くは活性炭吸着もプラスされています。セラミックを活性炭とあわせて、フィルターとして利用し、臭い・有害物質などを取り除きます。
注意する点:中空糸膜によるものよりも水の流量は多くとれますが、その分浄化性能が少し劣ります。
せっかく良い浄水器を買っても、ケアを怠れば効果は格段に低くなります。それどころか、かえって「危険な水」を作り出してしまうことにもなりかねません。
上で紹介したタイプの浄水器は、価格的にも手ごろで、数千円くらいから購入できるものが多いです。しかし、定期的にフィルターを交換しないと逆効果になってしまいます。
ここが危ない!
旅行などで留守にして、2~3日以上浄水器を使用しなかった場合、2~3分間は十分に放水するようにしましょう。
ここが危ない!
いくら、おいしくて安全な水のためとはいえ、数万円~数十万円とやたら高価な浄水器がありますが、普通の浄水器とどう違うのでしょうか。その違いは、より健康効果が高いと言われている水をつくり出せることにあります。
ですが、注意すべきはそれらも半永久的に使えるものではないということです。やはり1年~2年おきに、分解掃除などメンテナンスをする必要があります。したがって、購入する際には、「自分はどんな効果を期待しているのか?」「メンテナンスがしやすいか?」などを十分確認してから選ぶといいでしょう。