疾患・特集

自分でできる貧血度チェック

貧血の原因になる食生活などについて、チェック方式でまとめました。思い当たることが多いなら、生活改善を考えていきましょう。

貧血になりやすい食生活チェック

貧血は、鉄の摂取が少ないために起こることが多いようです。しかし、鉄を多く含む食品だけを摂ったり、鉄剤だけを飲めば防げるわけではありません。大切なのは、栄養バランスのとれた規則的な食生活にあります。
特に若い女性の場合、生理などで鉄が失われているのに、ダイエット目的の無理な食制限を行い、貧血街道まっしぐらという人も多いようです。

貧血の原因チェック(女性編)

女性の貧血の原因は、生理や妊娠などのケースが最も多くなります。生理期間中に失われる鉄は、約30mgともいわれ、この分の鉄を補給するためには、鉄を含む食品を男性の2倍食べるよう心がけないといけません。
また妊娠中は、鉄を始め、ビタミンやミネラルなどの栄養も、胎児の成長にとられてしまいます。この時期にバランスのよい食生活ができていないと、自分だけでなく胎児にも影響を与えることになります。このほか、子宮筋腫などほかの病気が原因となる貧血も多いので、貧血の症状がある方は、病院で検査を受けることをおすすめします。

貧血の原因チェック(男性編)

男性の貧血は、痔、潰瘍などほかの病気が原因で起こることが多いようです。
痔を除くと、ほかの病気については自覚症状がないのに、体内で慢性的に出血しているために、貧血を招いていることもあります。したがって、貧血の症状が気になるようなら、病院で血液以外にも精密検査を受けることをおすすめします。