「出そうなのに、出ない」と便秘にお悩みの人は、日ごろ運動不足気味であることが多いようです。日常生活の中でまめに体を動かすことに加えて、意識的に腹筋を鍛える運動を少しずつ行ってみましょう。
排便の際に重要な筋肉は、言うまでもなく「腹筋」です。「出そうなのに、踏ん張っても力んでも出ない」人は、日ごろ運動不足気味であることが多いようです。ただ、運動不足といっても、毎日スイミングするなどハードなものは必要ありません。日常生活の中でまめに体を動かすなどに加えて、意識的に腹筋を鍛える運動を少しずつ行う程度でOKですので、気軽にやってみましょう。
内勤の仕事の人などは、日中、ほとんどイスから立ち上がらないなんてことも多いのではないでしょうか。そんな生活が腹筋だけでなく全身の筋肉を細く弱くさせています。1日20分くらい速足で歩いてみる、エレベーターは使わないようにする。1時間に1回くらいは席をたってストレッチングや屈伸運動をするなど、日常生活の中でこまめに体を動かすように意識してみましょう。
また、1日に何回か、お腹で呼吸する腹式呼吸をするのも効果的です。最初は仰向けに寝て、お腹に息を送り込むように意識してみましょう。慣れてきたら、仕事や通勤の合間などに3~5分くらい行ってみます。1日何回でもOKです。
寝る前、起きがけにできるお腹の簡単なストレッチングをしてみましょう。
※これを最初は1セット2~3回繰り返し、慣れたら回数を増やします。1日に2~3セットくらい行います。
※これを7~10回、朝晩に行います。
※交互に7~10回くらい行う。