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塩の量を知ろう

高血圧の予防・改善の一番の目玉は、塩分摂取量のコントロールにあります。食塩1gとは、具体的にはどのくらいの量なのでしょうか?目安をご紹介します。

高血圧になる前から、塩分量チェック!

体質によって、塩分が血圧の上昇に影響しやすいタイプの人と、影響しにくいタイプの人がいます。影響を受けやすい人だけが高血圧になっているかというと、そうでもありません。高血圧の人に占める2つのタイプの割合は、さほど変わらないようです。そしてもちろん、影響を受けやすいタイプの人でも、きちんと生活習慣の改善を行えば確実に効果があります。
日本高血圧学会がすすめる「1日6g未満」を目標に、減塩に努めましょう。

食塩1gってどのくらい?

食塩1gとは、具体的にはどのくらいの量なのでしょうか?主な調味料に含まれる食塩の量は以下の通りなので、これらをトータルして考えた食事をしましょう。

覚えておくと便利な塩分量の計り方

  • 塩を指でひとつまみ=約0.3g
  • しょうゆ差しで小皿に半円を描く=約1g
1cc小さじ1/5 
しょう油 5cc小さじ1 小さじ1
減塩しょう油 10cc小さじ2 小さじ2
甘味噌 20g大さじ1 大さじ1
辛味噌 10g小さじ2 小さじ2
ドレッシング 60g大さじ4 大さじ4
バター 50g大さじ4 大さじ4
マヨネーズ 40g大さじ2小さじ2 大さじ2小さじ2
ケチャップ 30g大さじ2 大さじ4
ウスターソース 10g小さじ2 小さじ2

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