大人も子供も、生活習慣病の予防には食生活の改善から。ここで紹介するメニューはみんな簡単なものばかりです。休日は、コンビニも使った健康メニューで家族を驚かせてみてはいかがでしょうか?
「ハンバーグ弁当」「カツ弁当」などの肉の量は測ってみると120g~130gあります。成人男性の1日に必要な肉や魚の摂取量と同じです。1食分と考えれば、半分ぐらいに押さえたほうがよいでしょう。
ごはんは、男性にちょうどいいぐらいの量ですので、もう1人分はおにぎりか白飯をプラス。3人以上の家族なら、肉メイン弁当1品、「幕の内弁当」など魚メイン弁当1品といった選び方をするとよいでしょう。
肉を控えた分、豆腐、納豆などの豆製品をプラス。朝、昼に豆製品を食べていなくても、納豆なら40g(1パック弱)、豆腐なら140g弱(2分の1丁弱)をとれば十分です。
市販の五目豆や枝豆などを選んでもいいですが、糖分や塩分量が多いので注意しましょう。
定食弁当だけでは、野菜不足はまぬがれません。「ホウレンソウのおひし」「ヒジキの煮物」「きんぴらごぼう」「サラダ」などお惣菜のうち、大人1人あたり1品程度選ぶようにしましょう。
夕食で摂りたい野菜の量は120g~150g(1日に必要な量の4~5割で計算)です。コンビニのお惣菜1パックは大体130g前後となります。 2人で選ぶなら、野菜サラダ+ホウレンソウなど緑黄色野菜がおすすめです。ただし、マカロニサラダやポテトサラダなどは、油脂分が多い割に野菜は少ないので避けた方がよいでしょう。サラダのドレッシングも半分くらいに押さえておきましょう。
デザートもプラスするなら、カルシウムが摂れる無糖のヨーグルトがイチオシです。果物などが入っているのもおいしいですが、買うときに糖分のチェックをお忘れなく。
みかんやりんごなどの果物が売っているのなら、それを選ぶようにしましょう。
上で紹介したように、コツさえ押さえればコンビニ弁当でもバランスは十分とれます。ただ、心配なのが塩分と糖分です。
そこで、お惣菜などの代わりに手作りの1品を加えてみましょう。料理の経験ゼロでも大丈夫!簡単メニューです。