夜の暑さも半端じゃない! 寝るときだってクーラー、扇風機は当たり前。
おまけに裸で寝てしまう人もいるのでは?
ただし寝るときは涼しくて良かったけど、朝になったら体がだるい、そんな方は子供の頃の夏休みを思い出して、腹巻きで「だるさ」を追放しよう!
あなたは自分の腰やお腹を触ったことがありますか。
朝起きたとき、会社のトイレで、食後お風呂から上がってビールをグーッと飲んだとき…。
顔や頭は汗がダラダラ流れているのに意外にお腹は冷たいかも。
女性の場合、ほとんどの人が「冷え」に対して敏感。
体の冷たい部分をケアする気持ちも強く、夏は露出しつつもセーターやスカーフを携帯したり、冷たい飲み物は極力避ける慎重派の人も結構いる。
ところが、冷えに悩まされたことのない男性は、暑ければ冷たいものをグビグビ、汗をかけばふき取る前に冷たい風にビュービュー吹かれ、熱を冷ますことばかりを考えがち。
例えば、スポーツ選手が試合の後に足などを一気に冷やすといったように、体にたまった余分な熱を冷ますのは、体をケアする有効な方法。
しかし、そこまで熱冷ましが必要ない人でさえ冷やしてしまっているのが現状では?
地方銀行勤務のAさんは昨年の夏、午後になると肩胛骨が重く、腕を上げるのも「どっこいしょ」と言う状態になり、生まれて初めて指圧を体験。
指圧が意外に痛いことはもちろん、先生から足とお腹が冷たいと聞かされた。
「でも暑くて、汗も出るんですよ」というAさんは、先生に「じゃ、お腹を触ってごらんなさい」と言われ、自分のお腹を触ってびっくり! 本当に冷たかったのだ!
「人の体温は意外に統一されていないもの。汗も出るし暑いと感じるけど、芯のところは寒がっていたり、その逆もある。あなたの場合は肩胛骨も同じで、疲れて新陳代謝や血液、リンパ液やいわゆる気の流れも悪くなって、滞ったり詰まっているから冷たいんですよ。その上にクーラーで冷やしたり、冷たい物飲んだり、悪循環だね。ま、めぐりが悪いって言えばわかるでしょ?」と先生の言葉。
そして「休めとか、休肝日を作れとか、禁煙しろとか、足湯だ、腰湯だって言っても、男の人はしないからね。ま、奥さんに腹巻きを買ってきてもらって、せめて寝てる間だけでも冷やさないようにいたわりなさい」と言われた。
Aさんは先生のやけに突き放した口調に不安を感じ、さっそく「腹巻き作戦」を開始。
そしてこの1年、朝のだるさや風邪とは無縁の日々を送っている。