毎日お風呂に入ってる。
おまけに朝だってシャワーを浴びている。
そんな清潔好きな私の足がクサイなんて…。
「靴さえ脱がなきゃこんな悲惨な目に遭わなかった」なんて思っても、もう後の祭り。
こんなことにならないためにも、夏の足をクールダウン!
気温が上昇すれば、汗は自然にかくもの。
特に靴で覆われている足は両足でコップ1杯分の汗をかくこともあるらしい。
でも汗はほとんどが水分と塩分で、残りのほんの少しがタンパク質などの有機成分だとか。
だから汗自体はホントは臭くないのだ。
ところが汗を放置しておくと、皮膚の表面の雑菌と足の汚れや皮脂・汗の有機成分が一緒になって悪さをしでかす。
これがニオイの原因。
もちろんこれは足に限ったことではなく、ヒトの体全体で起こっているのだが、靴の中は湿気も高く、温度も高いので雑菌が生殖しやすい環境なのだ。
ちょっとカッコ悪いけど、職場ではサンダル履きにするか、靴を脱ぐ時間を作ろう。
短い時間でも効果テキメン。
そして靴を長持ちさせるためにも、1日履いたら次の日は休ませて。
湿気取りの利用や陰干しで徹底的に湿気を追放しよう。
お風呂で体を洗うときには足も丁寧に。
かかとや指の間、爪も洗うこと。
今まであまり丁寧に洗ったことのない人は、意外にたくさんのアカが出るのに驚くはず。
丁寧に洗うと足の裏マッサージにもなるから、就寝前の入浴にぜひオススメ。
また普通の靴でも、やたらに締め付けずそれでいてフィット感のある大きさなら、靴の中と外の空気の出し入れが可能で、かなりのムレ防止に。
外反母趾などの面からもやたらに窮屈な靴は避けたほうが良い。
やはり履き心地のいい靴が何よりということだ。
そして「今日は帰り道お座敷に上がりそうだ」なんて日は、職場で靴下を取り替えよう。
靴下が吸収した汗を放置しないようにすると、靴の中の湿気もかなり軽減できるはず。
ちなみに日本人は臭い足を「納豆臭い」と表現するが、在日フランス人N嬢の話によれば、フランスではある種のニオイのチーズに対し「ソックスみたいなチーズ」という表現を使うらしい。