疾患・特集

休日を自分のための「祝日」に

「サザエさん症候群」になっていませんか

土曜日はぐったりしている間に時間が過ぎ、日曜日には「ああ、もう明日は会社か」と気分が重くなる、こんな週休2日の過ごし方をしてはいませんか?
毎週日曜日の夜6時半~7時まで放映されている国民的人気アニメ「サザエさん」を見終わるころになると、気分がどっと落ち込むということから、「サザエさん症候群」という言葉もあるくらいです。

日常から離れるような環境を

こんな休日の過ごし方では、体の疲れはともかくとして、精神面の緊張はなかなかほぐせません。見慣れた我が家も日常の一部。その中でごろごろしていては、ウィークデイに抱えていた問題や緊張を完全に忘れることは難しいでしょう。月に1回くらいは家を離れ、趣味の仲間と一緒に過ごすような時間を持ちたいものです。
もちろん、家族と一緒にいる時間が一番リラックスするという人なら家族と一緒に同じ趣味を持ったり、どこかに出かけるものいいでしょう。また、たまには一人になりたいという人なら、散歩ついでに図書館などに出向くのでもいいのです。
ただし、無理に外出したり趣味を持つのでは意味がありません。特別な時間だと意識できる事を見つけて、楽しむのです。今日1日が自分のための「祝日」だったと思える日を、月に1度くらい持つことが大切なのです。